|
テーマ:今日のこと★☆(106330)
カテゴリ:春夏秋冬
先月サブを看取ったこともありお正月は簡素にと考えていた。 おせちとお雑煮の用意はするが、しめ飾り、玄関の花、鏡餅はなし、 年越しそばにいたっては某メーカーのカップ麺にするつもりだった。 「ある意味喪中だから、いいよね?」 「そやな」とダンナと私の間では話ができていた。
わが家はいうまでもなく二世帯同居。 大晦日に次女夫婦が3人の子供をつれ買い物にでかけた。 帰宅予定時間を過ぎても帰ってこない。 今年は紅白歌合戦を最初から見るんやて。 お~い早く帰ってこんかい!とジリジリ。
3人連れての買いもんはタイヘンなんやよ~ マーちゃんは保護されかかるし、シューちゃんはカートから降りたがるし テンちゃんはそれなりにほにゃららで、自分らの買い物までまわれんかったんやて。
ほう? そうなの? 「私なんか(長女と次女)2人連れてチャチャチャッとできたに?」 「うちは3人やて」 「ひとりでやて、おかんは。おとん仕事でおらなんだで」と長女が援護射撃 ダンナ「ayasoが言うならそうなんやろて」 チーン・・・ ・・・ ・・・ ・・・ はい そうですね ・・・
正月菜 伊達巻き 黒豆 紅白の蒲鉾 は頼んだ。 玄関いっぱいに広がった買い物袋には 私が要らないとおもっていたお正月用品が入っていた。 子どもたちのパジャマや衣類も新調し 新年を迎えるテンちゃんたちのワクワク感が伝わってくる。 懐かしい。 母もそうしてくれてた。 肌着はもとより新年に相応しいまっさらな洋服を用意してくれた。 新しもの好きな子どもは「明日」なんて待ってられない。 いますぐにでも着たい。着たまま寝てしまいたい!なんてね。 母の説得に耳を傾けグッとこらえて眠りについたっけ。 もちろん同じように私もしてきたつもりだが、覚えているだろか。
だんだん年をとり、面倒くさいとおもうことも増えてきて やんなくてもいんじゃない?最小限度でいんじゃない?なんて いい意味で手抜きするようになってきた。 だけどウチは二世帯同居。なんどもいうけど。 夫婦二人だけならまだしも、じーちゃん、ばーちゃんのいる世帯ならではの 年の越し方を教えてあげたほうがよくないかな。
私たちがずっとやってきたことを見て来たんだなぁ。 ムコ殿の作った年越しそばをいただきながら 次女が迎春の設えをするようになったんやな~と感動し 「そろそろ世代交代か?」と声を掛けると 「いやいやいや。まだがんばってもらわんと」と答えが返ってきた。 そうか。 隠居するにはまだ早い、てか。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|