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カテゴリ:病院
2015年10月27日に鼓室形成術を受けて以来 経過観察のため定期的に大阪の耳鼻科に通っていたが 術後1年8カ月になるし、左耳とおなじように聞こえないが それなりに「聴力が落ちついて」いるため昨日は「最後」の予定だった。
けれど私は不満だった。 術後間もないころ 上司のボソボソ声が聞こえるようになったのを実感したが いつからか聞きづらくなっていた。 定期的に通っていても聴力検査を毎回するわけじゃなく、 変わりはないですか 聴こえがよくないです 通気をしてみましょうくらいなもの。 正直にいうといつも不満が残っていた。 「最後」のつもりだったから これ以上聴力はよくならないのか、ここまでなのか、 もう少し聴こえをよくしたいなら補聴器を使うしかないのか、 気になることをぜんぶ話すつもりだった。 医師の答えはyesだった。 神経が弱くなっていることも考えられるし、これ以上の治療法はないと言われた。
でも私は諦めきれなかった。 なぜなら手術をしたとき聴こえがよかったから。 だけどだんだん聴こえづらくなって、それはどうしてなのか?という 疑問も生まれてた。 「だったら先生、もう一度手術するとかできないですか?」 「もう一回?」 まさか再手術を提案するとは・・・と思ったかも・・・ 「はい」 「CT撮ってみましょうか。手術してから一度もCT撮ってないよね?」 「はい」 「撮ってみて考えましょう」
結果が出ましたがね。 鼓膜と耳小骨の間にすき間がある。 くっついてなきゃダメなんじゃないの? 鼓膜と耳小骨がくっついてなきゃ音は伝わらない。 すき間ができてくりゃ聴こえづらくなってくわ。 素人でもわかります。 手術直後はちゃんとくっついていたから聴こえがよかったんだわ。
鼓膜をもう少し内側にくっつければ傷が治り縮んでもすき間ができなかったのでは ないか。 手術をすれば聴こえがよくなる可能性がでてきた。 「手術、もう一度がんばってみますか?」 「はい。このままではとても不便だし納得がいかないのでもう一度やってみて それでダメなら諦めます、補聴器を使うとか考えます」 「そうですか。 ではさっそく日にちを決めないといけませんね」 ということで前回同様、全身麻酔にて手術をすることになり 術前検査、手術説明の日、手術日を決めてきた。
ちなみに きのうの医師は副院長で、当時の執刀医ではない。 執刀医は高齢のため、仕事を縮小させていっているようで 代わりに副院長が引き継ぎ、今度の手術はこの医師が執刀することになった。
話せてよかった。 これでまたしばらく大阪との縁も続きそうです。
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