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カテゴリ:出来事
ココを愛読(?)してくださっている方ならもしかしたら記憶にあるかもしれません。
父がとあるテレビ番組に出るかもしれない…と書いたことを。 そして先日、出てしまいました。 かなり日が経ちHPを見ても父は探し出せないだろうと思うのでちょっと某番組の裏側(?)を…(笑) 番組名は伏せますが、内容でどの番組かはすぐにわかるかと思います。 某番組が最初に実家に取材に来たのは約4か月前。 その時はディレクター(?)一人がそのモノとそれにまつわるエピソードを聴きに。 それから月日は流れ何の音沙汰もなく「不採用だったんだなぁ」と思っていた頃に番組より電話。「○月○日に東京に来れますか?来れるのでしたら△日と□日に再度取材にお伺いしたい」との事。 △日は再度ディレクターさん(?)ひとりでやってきて再度聴きとり取材。そして□日はテレビカメラの入る取材日となりました。 □日。たまたま私は当直入りだったので見物に(笑) そしてディレクターさんとスタッフ2名が実家にやって来ました。 リビングにお入りいただき、私はお茶の準備。 お茶を持ってリビングに入っていったらこの日の段取りを両親に説明していました。 私もその中にさりげなく入り…。 ん?なんか台本みたいなんがあるぞ。ちょっと拝見…。 なんじゃこりゃ~~~~~! 話がエライ脚色されてる~~~~~!! 父はそれが本物かどうか調べてほしい、と応募したのですが、取材で母がおもしろかったらしく、母も登場することにはなっていたのですが、事実とは異なっているような…。 母は黒系のこぎれいな服を着ていたのですが、それでは台本のイメージと違うと言われ着替える羽目に。 さて台本にそって収録が始まります。 まず、家の玄関先から。 キレイに片づけていたつもりですが、向こうにしたらそうでもなかったらしく…いろいろ片づけてくださいました。 雨上がりの日で蚊がたくさんいて困っているようにみえたので虫よけスプレーを持っていこうと玄関を出たら「今、撮ってます~」と。まずかったみたい(汗) 次は父の登場。 ディレクターが「こんにちは~」と入ってきたら「いらっしゃい!」と出迎えるシーンなのですが…父の顔が強張っているらしくなかなかOKが出ない。そりゃ緊張しますもん。 ディレクターさん、父をおだてておだてて、7回目くらいでやっとOK。 いや~、ディレクターさん、ほんま大変ですなぁ。 父の登場後は母の登場シーン。それが終わったらモノにまつわる話を撮るために和室へ。 ここから事実とは異なる台本の世界が始まります(爆) 母が「この部分は見れるみたいやから見においで」と言われてテレビカメラの後ろで見学していたのに、話の内容が2人の馴れそめ(これは事実)で私も聴いたことのない話もあり 「娘がいるから恥ずかしい」と言いはじめ… 「お母さんが見ていいっていうから来たんやん!」と捨てセリフを残して私は退室。 それから30分くらいで収録終了。 モノは結構大きいので新幹線の席を余分に撮り、盗難にあわないようにスタッフが大事に運搬します、とのこと。 私はディレクターさんに「両親は本当にこの番組が大好きなんです。出演させていただいてありがとうございます」とお礼を。ディレクターさんは「いい番組にしますね」と帰られました。 収録日。 母は旅行中だったので姉が同行。 ちなみに同行者の姉の往復の交通費も番組負担。 姉は翌日仕事があったので日帰りでしたが、宿泊したら宿泊費も持ってくれたようです。 (父は宿泊。翌日ははとバスで観光して帰ってきました) テレビ局に着いたらディレクターさんが挨拶に来られたそうです。 「おもしろいブイが出来ました。楽しみにしてください」と。 それと、入手過程が大幅に脚色されているので事実を言わないように父は念押しをされたそうです(汗) 収録も無事終了。後は放送を待つばかり。 私は両親がテレビに出ることを一切言いませんでした。 姉も両親も必要最低限の人しか言わなかったそうで。 放映日。 私も実家に行って家族で視聴。 家族で大爆笑でした(笑)ほんまいいブイやったわ。 番組が終わった途端電話が! 番組を見た(出るとは教えていない)という人達からです。 そっから両親のケータイにも電話が入るという大騒ぎ。 皆さん楽しまれたようで。 もうご縁の切れたと思われる入手のきっかけになった方まで電話をくれました(爆) この電話攻撃は翌日の朝にもあったそうで。 この番組に登場したモノを見に来られる方もいたらしい…。 後日、そのモノは新幹線&タクシーで実家に帰ってきました。なんて御大層な!!! 新幹線の駅から実家へは約14000円ですよ(NAVITIME調べ) 最後に番組のDVDが2枚送られてきました。 母曰く「それぞれのお棺に入れてな。」 はい、そのようにさせていただきます。 この番組には本当に感謝しています。 両親のよい記念になりました。 本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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