ゆる~い枕草子
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ようやく耳のトンネルが塞がりました。皆さまも気をつけてね。一週間が怒涛の如く過ぎて、今日はなんだか蝉の抜け殻気分☆Good Night!
2005.09.02
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赤坂付近に、推測「骨董品系インテリア」の店がある。通りかかる度に、店内のエントランス正面に飾ってあるあるものに目を奪われています。ふっふっふ。それはな~に?それは中世ヨーロッパの騎士が身に着けただろうなという甲冑です。全身銀色♪それと同様に日本の甲冑も気になります。こちらは、義経で滝沢くんが着てるみたいにカラフルなもの。部屋の入り口に置いといたら、なんかボディーガードなのか空き巣ホイホイになるのか、不明ですが。欲しいな~。それで金田一少年の事件簿ごっこしたいな~。「謎は全て解けた」甲冑の似合う住まいに飾らなきゃね。
2005.08.31
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ビジネスとはいえ、ヒトを傷つけてしまったよ。そんなことを気にしていては、仕事はできない。利益を出すために、合理的に行わねばならない。でも、それが私の本質である以上、自分自身も相手も傷つけてしまう。自分が嫌われたくないから、んなこというんでしょと皮肉にご覧になる方もいるでしょう。じゃなくて、自分が人一倍弱虫だから、わかるんだよ。想像できちゃうんだ。仕事に対する私の率直な意見が、あなた自身を否定したように聞こえただろう?ぐさりと致死的な程度に。そうじゃないの。でも弱ったあなたには、きっと私の本当の考えは伝わっていないな。明日はうまくいきますように☆言葉は、使い方ひとつで凶器☆
2005.08.30
午後遅くから、吉祥寺散策に出かけた。静かにのんびり歩きたい…本屋や雑貨屋などをひやかしつつ、なぜか西友に入ってしまった。西友って、ゆる~い感じがある気がします。ふう~。。
2005.08.28
自由が丘へ、数年来会っていなかった友人と遊びに出かけた。初めてなので、うろうろ色んな店に入ったり、迷ったりしながら散策。インテリアのこじゃれたカフェレストランに入ってランチをとった。これがヒットですわ☆本日のランチを頼んだのですが、冷たい台湾茶+梅干しあんかけオムライス。ご飯が梅干しチャーハンなのよ。一面ほんのり紅色といいましょうか。最近、和ものが大好きで、あんかけも好きなので二重の喜びでした。友人は、本日のオムライス。最近、東京に引っ越してきたばかりの友人の近況を自分の近況と交換する。妙に現実的な彼女、「しっかり考えてるなあ」と思う。しかし、ヒトは自分以外にはなれないのだ。「いいなあ」と思うけど、それはあくまでも自分の道ではないというか。ヒトと比べて卑屈になる自分から、少し進歩したかな?初めて自由が丘に来たので、全てが未知でフレッシュ。今度は雑貨をゆっくり見にこよう。夜の渋谷に移動して、109でお買い物。「ポップ宇宙空間+インディー・ジョーンズ魔宮の伝説」というのが109に対する印象である。
2005.08.27
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ついに「週末」へ到着した。ちょっとした月旅行へ行って、かぐや姫とは逆方向に重力に向かって再突入したような疲労度は何なのだ?大気圏での燃えカスもありえる。ムラのある移り気な性格は、サラリーマンと正反対の適性かもしれない。かと申して、何にも向いてない気もする。石潰しというか、ヒモなどお勧めって感じ。わ~超ネガティブ光線だ。逃げろ~。童心に戻って、ドラえもんのおはなしをしよう。私、ジャイアン大好きです。冒頭のタイトルは、「リサイタル」での歌声です。ジャイアンが歌えば、デビルもビビル。ガキ大将って、最近見ませんよね。ドラえもんは、大山のぶ代の声じゃなきゃって世代の3分の1熟女Nでした。PSドラえもんって、まるくてぼて体型が、かわゆい。
2005.08.26
通勤に挫折しかけてて疲れてて、一日休みました。よく休んでるので、やばい☆東京の満員電車通勤って、気違い沙汰ではあるまいか?!みんな平気なのかな?田舎で、今まで楽に歌いながら車通勤してた野凛花につけがまわってきたのか?競争心の欠けた、ぼ~っとした性質のヒトが人間性を大事に生きようとすると東京はしんどいな~☆勝ち組とか負け組とかどうでもよし。今日は、ずっぽりマイナスの穴に入って、温泉気分。行く末をうつら鬱ら考え…
2005.08.25
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藤沢駅北口、遊行通りの「フジサワ中央」という映画館でヲタク割引を設定しており、反響をよんでるというニュース。電車男の内容から、ギャグと話題作りで大当たりらしい。ヲタクって、すごいエネルギーを内向きに一転集中してるからかなわんわ~って脱帽しきり。こちらは、中庸まっしぐらの臆病もん。外す覚悟がありませんだ。ハート引きこもり歴は、長いのに…脱帽。10年近く前にスーパーモデルブームで、三人のモデルが特に脚光を浴びてました。ナオミ・キャンベルカレン・マルダークラウディア・シファーのバービーっぽい人形を発売したのをよく覚えてる。三人衆の一人、クラウディアがあるブランドの広告に久しぶりにイメージモデルとして出てました。びっくりです。10年近くたつのに、ハンサムかわゆ美しというか、年とってるの?あなたは不死身か?と思いました。めでたい!
2005.08.23
目下、フランス語の勉強を中断しております。いやね、言い訳じゃないけど、その前に優先しなきゃやばいということを実行しなきゃってのがあるのさ。それが終わったらやりますぜ、うちは。Coming soon…☆
何をトチ狂ったか、仕事帰りに新宿駅の雑踏を一種の法則にしたがって、ツツツと不気味に人ごみを動きLumineに行って来たの。松尾スズキの本を三冊購入。彼の文章って、すごくテンポのある、音を合わせたギャグ満載の神経症みたいな感じが壊れてていい感じです。。自分もかなり神経症的。帰りのChu王船では、疲れてるんだけど笑っちゃう、くっふ、いかれた気分になった。最寄の駅で電車を降りると、熱気とてんぷらの匂いと汗のにおいが入り混じって襲撃してくる。こんなに人見てると全然OK。匂いはやだ。野ネズミもとい野武士の集団が、一定方向へ走る。もっと極めねばと思う。(?)この前、チュロQっぽく直角にスピード全開で曲がるイラン人を見た。車ではないよ、徒歩の人。わからん。他人は不可解だ。
2005.08.22
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数年ぶりに、学生時代の友人と逢いました。(単に会うじゃないのよ、回り逢ってるのよん)渋谷で待ち合わせて、友人の希望により徒歩数分のカフェに行きました。駅から離れているためか、それほど混んでなくて「渋谷っぽくないね」という感想。プールサイドの席に陣取り、空っぽの胃にポテトチップ添えオリジナル・サンドイッチと緑茶ミルクを放り込んだの。(がっつくとも言う)その後、友人のお誘いで三軒茶屋付近のカフェバーへ行った。ラムとグレープフルーツミックスしたカクテルを買って、だらだらおしゃべりしながら飲む。カジュアルでエキゾチックな展示品の販売もしていて、目の保養。。キューバの音楽らしきものが流れていたよ。また時をおかずに逢いたいものね。
2005.08.21
ヒプノセラピー(前世療法)を初体験してきました。なんかうさんくさいと思えるかもしれませんが、真偽を問わず、自分に必要と感じればOKじゃない?地中海沿岸に住む軍人の中年男性が浮かんできました。詳細は、照れるので省略。あしからず。。理由のないある事柄に対する恐怖感があって、子供の頃から何度も悪夢のように同じ夢が現れてきていました。成人してからは、あまり見なくなっていましたが、調子が悪いときに不意に見たりして。何となくだけど、自分なりに納得できて楽になりました。終了後は、脳みそが疲労したような感じで、歩くのも疲れて、友人宅でぐっすり爆睡しました。風が強く吹き込んだ、満月の夜でした。
2005.08.20
ランチに先輩と出かけた。10分くらい歩くと、ビジネス街だけあってたくさんのお店がある。中華料理、タイ料理、定食屋、パン屋、カフェ、ドーナツ屋、ど~しよ~。どこも混んでる、並んでる~ん。地方出身者は、この状況に迷います。選択肢がないのが普通でしたから。直角の日差しに刺されながら、最終的には、最初に決めた店へ戻り、入店。辛し味噌ラーメンにしましたわ。Ladyの食べ物じゃあないけど。中国人のシェフが作る、めっちゃ美味しい店。値段は安め。プラス200円でチャーハン付き。体重が右肩あがりでコワイ。。。
2005.08.19
今回の地震で、伊達政宗ゆかりの土地・建造物が傷んだことがかなしいな。宮城県仙台といえば、伊達政宗。我が心の英雄。知性と柔軟性と猛獣の勇猛さを備えた人だったという気がする。父、輝宗を目前で裏切りにより殺され、母、義姫によって毒殺されかかり九死に一生を得て、弟、小次郎を死へ追いやらねばならなかった。天下人秀吉、家康の時代をいくつもの難題を解くように切り抜け、走りぬいた戦国の独眼竜だ。スペインへ使節を派遣、ローマ法王へ「奥州王、政宗からの手紙」を届けた。やがてキリシタン禁止令の時代が来る。国替えにもへこたれず、塩、米、寺、街をつくり、藩を豊かに創り上げた。狡猾な目で政局を見据え、風向きを読んだ。人を使えうる器量の持ち主だった。どんな街なのか、いって見たい。東京から以北には、行ったことがないのだ。冬の厳しさ、美しさは、どんなものだろうか?最近は、「本物」が好きだ。真偽に関わりなく、野凛花が感じて「本物」であればいいのだ。けばけばしくないこと。物語を感じられること。手触り、匂い、感覚で自分のものとわかること。抽象的でスミマセン…☆伊達政宗関係のお話、知りたいです☆
2005.08.18
先刻12時近くに、宮城県沖で震度6弱レベルの地震が起きた。東京23区は、震度3くらいだと思うけど、かなり長時間揺れていたよ。高層ビルの上階は、実際の震度より揺れますよ~!最近、頻発している地震。みなさんは地震用に避難グッズを揃えてますか?野凛花は、まだ持っていません。買うべきか買わざるべきか?それが問題だ。でも一人暮らしだから、いざというときはサバイバルしなきゃいけない。。めっちゃ恐いです。
2005.08.16
休暇の後は、まさに「宴の後」といった気分。久しぶりに(?)電車通勤で、あ~眠いです~。まだお盆休み期間なので、割と空いていて嬉しいな♪Typhoon Freak のおじさん。寺院好きの女。レゲエのひと。いろんなヒトがいて、この世界が成り立っているんだね。だから、全てのヒトには自分だけのユニークな役割を演じるために生かされている。生きる義務があるのだ~ね~。人生勇気が必要さ~♪(by水戸黄門テーマ)好きな絵本をたまには読んでみよう。こころを柔らかくしよう。
2005.08.15
野凛花実家の皆さん、どうもありがとう!おかげで本来の自分に戻れた気がするよ。午前中は、荷造りと周辺の散歩で過ぎました。やはり自然があると全く違うね。すごく呼吸しやすい、心ものびのびしてる。午後三時過ぎの羽田行きの便に搭乗。最近、飛行機の不祥事が続発してるので、どきどきしながら乗ってました。とうとう帰ってきちゃいました。。。また、東京暮らしを自問自答しながらの日々が始まる。。めっちゃ今日は寂しいよ~ホームシックだよ~
2005.08.14
実家のお墓参りに、家族で行ってきました。お花とロウソク、線香、数珠、水補給のヤカンを持って。「おかえりなさい。いつも見守ってくれてありがとう。」という気持ちで手を合わせる。夜は、友人とフレンチ・ビストロで食事した。ちょっと高いけど、内装もお洒落で、料理も美味しかった。互いの悲喜交々をおしゃべり。その後、海までドライブした。レゲエバンドがplayしていた。浜辺で夜の海風に吹かれる。ぬるい海水に、脚を浸す。花火が見える。すっかり夜更かしになりました。Good night
2005.08.13
セレクトショップを経営してる先輩のお店へ伺いました。久しぶりなので蓮の実とガーベラとバラをアレンジした花束を作ってもらい、持参しました。近況報告などしてるうちに、あっという間に4時間がたってしまいます。先輩は頼りになるので、半分悩み相談室になってるかもです。菓子と紅茶をがつがつ食べる野凛花でした(大汗)。どうもありがとうっ♪インポート物がメインのお店なので、訪れるたびにセンスのぴったりなアクセサリーを見つけてしまいます。。ヤングエグゼクティブの為のカジュアルなファッションが中心ですよ~。(カタカナ多いね)年齢を重ねても、かっこよくジーンズはける人が、私の憧れなの。椎名誠さんみたいに。。(chu)夕飯は、弟とデート(?)してきました。隣の市で有名なレストランでイタリアンを食べて、彼の分おごりました。めったに会えないから、たまにはいいよね。美味しかった。。。
2005.08.12
従姉妹が結婚したのだ。新居へ訪ねた。ピンクと白のガーベラを束ねた大きめの花束を近くの花屋で作ってもらった。旦那様と二人、近くまで迎えに来てくれたので、迷わずに新居へ到着できた。久方ぶりの従姉妹は、以前より女っぽくかわいい感じ。旦那様は、中井貴一+レオン・カーフェイという印象。口から産まれた感の強い従姉妹と、控えめだが包容力のありそうな旦那様とはいい相性じゃないかな。だらだら楽しいおしゃべりして、夕飯も頂いて、デザートも食べて、あ~ちょっと堕落したゆる~い自分を思い出せ~。。ぽくぽくこれはイラクの紙幣。意味なく掲載。
2005.08.11
天徳院という曹洞宗の寺院へ出かけたの。今日も快晴!案内の方が、丁寧にお寺の説明をしてくださった。人質同然に江戸から三歳で輿入れした、徳川秀忠次女、前田利常公正室であった珠姫を祭っている。加賀藩と徳川幕府の架け橋となった女性だ。古く由緒あるお寺で、枯山水の庭や造り、展示など素敵でした。野凛花は、歴史ある建築にしみじみと趣きを感じます。風情があるとは、こんなことを指すのかなと思う。気になっていたお店で、美味しい和食のランチを頂きました。内装も凝っていて、はんなりした雰囲気でした。贅沢な気持ちになりました。
2005.08.10
久しぶりの友人とお食事。以前から気になっていた和風割烹居酒屋といった趣のお店。雰囲気はシック♪海の幸と地の野菜を使ったコース料理を頂きました。カクテルの名は「逢瀬」「夢寐」。センシュアルな、儚げなメッセージ付きが粋な感じ。長い間会えないでいた人と、ブランクを感じずにおしゃべりできるのはすてきなこと。話題の1つ。本質的に悪が巣食っている人もいる。そういう人に遭遇したこともある。そんな悪についてどう対処するか訊いてみた。「しっかり目を開けて、口は閉じておく。」とのこと。悪って弱さの表れなの?生まれながらに持つ持病?いずれにせよ、悪に心を開かないことが肝要なんだな~と思ったの。近況を話し合って、別な観点からの考えを聞くことって、ハートが柔らかくなるわ。友人の人柄や存在全てが、温度を感じさせてくれる。生きてる、呼吸してる、そんなシンプルな感動をくれる。
2005.08.09
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久しぶりの友人と海へドライブした。お盆前の月曜日とあって、人は少なめでいい感じ。天気は快晴。めっちゃ暑い。たくさん水分補給。白い砂浜をサンダルを脱いで裸足で歩く。火傷しそうに熱された砂を足の裏に感じる。ようやく波打際にたどり着き、スカートをたくし上げて、足を海に浸す。波の永遠。海と生のリズム。水平線が見える。女子大生グループらしき方々の写真撮影を頼まれ、撮ってあげた。汗がしたたり落ちる。地元で有名な「安くて美味い魚料理を出す居酒屋」で、再会の祝杯をあげる。友人と野凛花の悩みは、重なる部分がたくさんある。そして、魚はとびっきり美味い。ノンアルコールカクテルも、すごくフレッシュ。リスクを取って、前向きに生きる友人はもっとフレッシュ。我々には田舎が持つエッセンスが必要なんだよね。大事なものは何か、都市に溢れる情報と物質から、選び取る為に。見極めるために。something meant for ourselves.
2005.08.08
今日から帰省の旅にいってきま~す!すごい開放感。満員電車と当分おさらばじゃ、わははは昨日チケット受け取りいけなかったから、今日行かなきゃ。お土産も、空港で買って…。到着しました。あれ早い??いい天気だったので、フライトは順調。緑や田んぼの多い、ふるさとはやはり落ち着くね。「自分が存在してる。架空の人物じゃない、在るという感じ。」母と出かけ、おいしい寿司をたくさん食べました。初めて目の前で偶然に、落雷が建物を直撃するところを見ました。美しく激しいエネルギー。広島に原爆が落とされた日に、飛行機に乗って考えました。「上空から爆弾を落とすことは、なんとたやすく見えることかと。」ひどいことを想像しちゃって、すみません。平和は、あやうい均衡の上にようやく存在している。私たち日本人は、あまりに平和に慣れ過ぎて来た。尊く、有難いものなんだ。何もかも失ったときに、どう振舞うのか。最近は、それを判断の基準にしている。
2005.08.06
今日も心身不調で、午前中お休みした。孤軍奮闘、無理してるのわかってる。。不意に、かねてからそのポリシーに惹かれていたカメラマン桃井和馬さんの写真展の情報に邂逅。なんと明日8/6迄で終了となってしまうらしい。行かなきゃ。私を待ってる事柄がある。急き立てられるような衝動が起きた。会場は、大企業本社ビルが密集するエリアにあった。それは、知り合いだった人が勤務するビルの隣。その人とは、お互い考え方の深い溝や事情もあって、別な道を行くことになった。複雑な思いを噛み締めて、会場に入った。世界中の紛争地帯、食料の乏しい国々、失われつつある地球の自然美、野生動物、飾りのない生の感情を激写して、世界中を飛び回ってこられたカメラマンだ。写真はもちろん、文章でも力強く率直に問題提起している。中でも胸を突く数枚の写真があった。「赤い川に静脈のように光がさしている」ギニア高地の川で撮られた写真。赤い理由は、タンニンが溶け込んでいるかららしい。”川は地球の血管だ”とコメント。「チェルノブイリで廃墟になった街に残されていた肖像写真」青くグレーの混じった色彩に、数枚の個人的な写真が残されていた。誰かの思い出。野凛花は、原発に反対だ。現実的に見て、この国のエネルギー問題に関しては原発を使用することは不可避なのだと、知り合いは言った。雇用問題も含め、仕方ないだろうと。感情で反応するのは、おろかなことだった。その時気づいた。彼は「国家の、支配者の、大企業の視点で考えている。」私は「個人の、地方の、弱い者の視点で見ている。」未来に、子供たちの世代に、安全でクリーンな世界を残す為に、原発はあまりにもリスクが高いと思う。方策のない感情論とお笑いになられますな。「ルワンダの千の丘」1994年、アフリカの真ん中で100万人が殺された。だが、世界の人々は少しも気にしなかった。何故って、国益がないからと某国が手を引いた。某国が力を握る国連軍が撤退せざるをえなくなった。各国メディアも益がないところを大きく取り上げなかった。環境破壊から、農作物の収穫量が激減し、飢えの不安が、扇動者にチカラを与えた。そして隣人や知り合い、善人が殺しあった。昨日までの隣人が、なたで首を切り落とす、頭蓋骨を叩き割っての殺戮。平和が戻ったように見える村でも、人は家にしっかり鍵をかけてドアを閉ざし暮らしている。「コンゴの小学校授業風景」レンガ造りの狭くて光もろくに差さない校舎の一室で、生徒たちが勉強を習っている。彼らは学びたいと思っている。好奇心旺盛だ。いい学校に入るために、勉強したいんじゃなく。本当に、未知のことを知りたいと思っているのだ。瞳の光は強烈だった。桃井さんは、心でわめき泣きながら笑って、写真を撮っている、そんな印象を受けました。彼が犠牲にした、彼自身の心の破片を見た気がした。これらの写真を見て、私が現実を変える小さなミクロな引き金になる為に、何をすべきだろう。ゆっくり休んで、イメージしてみるつもり。
2005.08.05
週末からしばらく実家に帰省します。現在はちょっと心身ともにボロボロの野凛花なので、かなりウツ入って、客観的に見てやばい感じ。「この街を好きなんだろうか? ここにいたいんだろうか?」心は乱れて、あ~帰省してリフレッシュしよう!と。ちょっと逃げ道のない人生の袋小路に迷い込んでしまったみたい。めっちゃ暗い今日のワタクシ。許してね。「Save me! somebody?? I'm losing myself. Who am I,Where am I belong to?」
2005.08.04
農業の担い手が減少する中、近年は企業が個人の代わりに参入し始めている。消費者のニーズに適合した、有機野菜など安全でクリーンな農作物を安価に自社に供給し、加工して、消費者へ販売する流れ。農業をやめた土地、過疎地など余ってるはずで、狙い目としたらいいんじゃないかと思う。これから個人は、商業的に農業に専念することが厳しくなるのかな??人口減少時代が、間近に迫っているなかで、安定的な食料供給について心配だな~と感じる。祖父母は、野菜作りを趣味的にやってます。健康のため。楽しみのため。百姓の末裔としては、個人レベルでも活性化してほしいなと思う。「調和~バランス~を大事にすること。」ホピ族長老の言。自然と動物と人と。目に見えるもの、見えないもの。
2005.08.03
かねてから楽しみにしていたスピコンに行ってきました。スピリチュアル系のイベントです。会場には、いろんな種類のworkshopがありました。野凛花が選んだのは、「ハートヒーリング」。ヒーラーさんが終了後に言いました。「あなたのハートは、最初とても開くことに抵抗していた。 あ~あっていう諦めのため息が聞こえてくるみたいだった。 あなたは本来マイペースな人なのに、今まで相当本心を 隠して、周りに合わせて暮らしてきたんだね。 でも、もうそんなことしなくていいんだよ。 身体にも今までのがんばりを褒めて、大事だよって言ってあげてね。」図星でした。そして終了後は、体が軽く心地よくなった感じです。その後、本当に久しぶりの友人とスピ友とご飯を食べました。久方ぶりなのに、こんなにスムーズに楽しい時間を持てることにびっくりしました。ハートが発達し開いている人たちは、これほど魅力的なのかとうっとりしてしまいました。I'll open my heart to you.I want you to open your heart to me.
2005.07.31
徳川家康を語るなんて、はっきり云って無謀だ。感想のみにする。彼抜きに、日本国を想像できない程の重要な中興の祖の一人。戦国時代と言えば 1.織田信長 2.豊臣秀吉 3.徳川家康の三人の天下人が著名である。1.信長さまは、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス。」(天才型超短気)2.秀吉どんは、「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス。」 (のしあがり型超強引)3.家康くんは、「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス。」 (苦労型超忍耐)このフレーズ聞いたことある方多いはずです。あなたはこの三人の内、誰に一番近いですか?野凛花は、3.家康くんが一番好きです。というのも、青写真に描いた政策を効果的に実施するためには、「忍耐」という素養こそが一番活きてくると思うから。「天の時、地の利、人の和」が重なるタイミングを見計らって実施しなければ、いくら良い政策でも効果を最大限に上げ得ません。人の和についての攻略が、一番困難なのではと思います。信長みたいにキレる型では、政治家としてはあからさまな独裁者になりがちです。秀吉の強引型では、気分屋で、ムラがありそうです。人を統率するには「忍耐」が必要ですね。ついてこれるように待ってあげる、説明する、策略を施すetc.家康は、19歳までの12年間を人質生活を送ったという。苦労したから、人の気持ちや応対方法も学習しただろう。痛みを知ったからこそ、彼は日本を動かす器量をものにできたんじゃないかと、つくづく思う。豊臣氏に臣従、関が原の戦い、豊臣氏滅亡、征夷大将軍となり江戸幕府を開く、大御所政治、薨去。(省略の極致です)なんと忙しい生涯だったんだろう!Heavy な試練の連続!がむしゃらに走りぬけたのかな?家康の言「聞きて恐れず、見て懲りよ」「頭でっかちにならず、実際に行動して、反省するのがいいんだぜ~」って翻訳してみた。ますます惚れ直すわ、その手腕と人間的な味わいに。
2005.07.30
みみは無事でした。回復するそうで、めっちゃほっとしたわ。左鼓膜さんごめんなさい(涙)あなたの不在によって、音楽や映画やテレビを楽しめない身体(?)になっています。疲労から、こんな事故発生へつながったので、熟考してみた。(たいしたもんでもない…)通勤が異常に負担になっている。解決法は、「早く引っ越すべし。」なんだよね。あ~貯金。あ~無情。
2005.07.28
突発的事故により音がよく聞こえなくなってしまった。ささいなきっかけの事故だった。(やれやれ)自分の声が、うまく聞き取れないのはショックでした。日常のすぐ傍に、口をあけて待つ別世界。(というか、トラブル)貴重な体験だけど、さすがに焦ります。今日は耳鼻科へGo~~~。
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台風が直撃するらしいので、急いで帰宅しました。野凛花のすみかは、かなり遠いのでいかんせん電車が途中で止まるとOUT!なんです。生活のバランス、余裕などを考えると引っ越したい気持ちは、日々高まってきています。心をリラックスさせ自分の中心を見失わないように、朝ガムランの音楽を聴く。目を閉じて、イメージする。懐かしい風景が浮かんでくるでしょう。
2005.07.26
図書館行って、本を返却して借りて、「そういえば、休日にすみか周辺をゆっくり 散歩するのも久しぶりだなあ」と思ったんで、てくてく商店街や住宅街、公園を通り抜けて、歩いた。自然食品店、和菓子屋さん、めっちゃ小さく汚い中華料理店、二軒並んだ美容院、不意に出くわすキウイ畑、本屋で立ち読み、マンション購入の営業を避け、買い物する。walletの中には、今月の残金\580 がキラメイていた。このスリルとワクワク感、理解できる?懐に余裕があるときのウレシい感じとは違う変態的感情なのだ。「限られた低予算内で、いかに最大限に欲望を満たし 複数の種類をカバーし、ギリギリの金額を支払えるか。」という数学的ゲームなのだ。(でも、数学は大嫌いだ!)パズルがきっちりはまればよし。いじましいでしょ。Mっぽいでしょ。極楽もプチ地獄も通っていく、野凛花の小道。ああ眠い…こんこんと一日、どこか静かなホテルのひんやりした部屋で眠ってみたい。
2005.07.24
出掛けていたので、震度低めの所にいたのは幸運だった。地震ドッカン、ゆれゆれ、継続。酔ってませんよ~!災いを笑って迎え撃つのが、女の本領。なんたって女は肝がすわってるというか、腹くくってるからね。地震に慣れてるわが身が情けなや。(っていうか、プレート上の日本在住の諸君かしら)地震に気づく。「おっ、来た。」数秒後「長いね。」数分後「なかなかしぶとい地震なり。本日は、晴天。トラトラトラ。」毎日満員電車でバランスとるのと、いまさら相違点はあるのか?頻度から言うと、満員電車は持病型である。じわじわ風邪や腰の痛みなど。比較して、天災は心臓発作や脳卒中型の病理だ。(ところで華奢なサンダル履いて、通勤するお姉さん方の根性はすごい!)心臓発作や脳卒中は、なったとき対応して考えるしかない。(そんな暇ないか)死ぬときゃ死ぬ。諸行無常の響きあり。おしかりを受けそうな Optimism 許してくだされ。災いは笑って越えていきましょう。皮肉に、熱く、真摯に、泥まみれで、軽やかに。泣きながら笑う。シュールレアリストの本分。明日がないなら、今日何したい?
2005.07.23
週末は、自由に時間を過ごせる。気を遣わず、夜遅くまで読みたかった本を読める。それがとても気に入っている。ゆっくり時間をかけて、お茶でも飲みながら、飴食べながら、時々寝転んだりして読むのは推理小説である。アガサ・クリスティーは、王道だと思うけど、かなり好き。中東を題材にした物語は、そうだよね~いいね~とすいすい進む。何よりお気に入りのキャラクターは、エルキュール・ポアロ探偵。独身でちょっと太り目で小柄、服装に気を遣うかわゆいおじ様だ。そして乗り物に弱く、猫に似た緑色の目を光らせ謎を解く。「オリエント急行殺人事件」「ABC殺人事件」など有名だが、野凛花は、「クリスマス・プディングの冒険」「バグダッドの秘密」「メソポタミア殺人事件」がいいなあ。昔NHKで放映してた番組で、David Suchetのポアロが大好きだった。ちなみにシャーロック・ホームズも好きです。昔の時代の雰囲気は、煙草一つとってもきちんと優雅してる。小さな仕草の一つ一つが、物語を形成している。活きてる感じがいいなあ。
2005.07.22
よし、単刀直入に訊こう!「あなたのコンプレックスは何ですか?」(身体的コンプレックスは除外させてください…)野凛花のコンプレックス、つまり最大限に劣等感を感じることは実は「生まれ育ち、お金」この相乗効果である!精神的に(敢えていうと魂レベルで)成長をたどるにつれて、現在自分をとりまく環境は、自分が無意識に選んでいるということに気づくようになる。身体に筋肉をつけるには、ハードな鍛錬が有効である。同様に、こころに筋肉をつけるには、つらいこと(負荷)が必要なんだよね。話を軌道に戻して(ジェスチャー)、「生まれ育ちとお金」の観点から見ると、そもそも我が一族は、冴えない。経営者のドラ息子Y(お金持ちで甘味好き情緒不安定)や、そこそこ裕福な友人M(両親が留学費用を負担し留学)、大企業の社員T(超一流大卒、IQ高く、経済的困窮経験全くなしボンボン)、宝石をごてごてつけた女子大生(授業出てる?)など、経済的に苦しいとか痛い思いをしたことのない(とは言わんが、限りなくゼロだろう)方々と、人生ですれ違う機会があった。彼らの傷ひとつない顔を眺めて、激しく羨んだ。(もっとも彼らにとっては、あるんだろうけど)傍に寄れば、私の傷は増えた。それで離れた。どうすれば余計なものを持たずに、満たされた気持ちで生きられるだろう?他人と比べることをやめられるだろう?お金は、あれば便利で快適に暮らせる。でも必要不可欠にしてしまうのは、情けないね。自分で発明する、創り出すことをまず考えたい。友人の名言。「”小田急ロマンスカー”に乗ってくつろぐゆとりは欲しい。 でも、比較すると高額な”新幹線”に乗って急いでいくほどの 豊かさは自分には必要ないよ。」 どうですか?野凛花は、深く納得しました。
2005.07.21
伊豆へ出かけたことがきっかけで、幕末維新の時代に、「唐人お吉」と嘲られた女について考えるようになった。17歳のときに下田奉行所支配頭取・伊差新次郎に口説かれて、米国の初代日本駐在総領事に任じられたタウンセンド・ハリスの側妾として、国の人身御供になった女だ。愛知県知多郡に、舟大工の次女として誕生。後に家族が下田に移り住み、14歳で芸妓となる。評判が立つほどのくっきりとした美貌が、下田奉行所をしてお吉の運命を変えさせた。外国人の、つまり洋妾(らしゃめん)であったことと、法外な年俸を妬んだ人々から、嘲笑され続けた。幕末維新の動乱の中で、芸妓として流れ、下田に戻る。鶴松というフィアンセがいて、後に結婚するも夫婦仲は悪く、ほどなく離別した。小料理屋「安直楼」をopenしたが、2年後に廃業。「唐人」という世間の罵声と嘲笑を浴びながら、貧困に身を持ち崩し、入水自殺した。宝福寺の第15代竹岡大乗住職が、身寄りのないお吉の遺体を引き取り、境内に手厚く葬った。人の心には、天人と鬼が棲まう。人は美しいものを愛するが、美しい人が幸せになるとは限らない。美しいことは、ときに痛々しい。お吉が、たった独りだと感じて死んだこと。現代にだって、当てはまるんじゃないかな。たくさんいる人の中で、独りだと感じるのはきっと耐え難いことだったんだろう。お吉さんを忘れないでおくよ。
2005.07.20
都会からの逃走2は、前日Megacity Tokyoを脱出し、伊豆の山の中にあるホテルに滞在中の野凛花から始まります。天窓と東向きの窓から、朝の陽光が差し込んできた。う~む、こりゃ眠れないわと、さっさと起きて朝食をとりに階下へ降りました。キレイなお姉さまが、すでにスタンバイされていてにこやかにご挨拶。森のような圧倒的緑を臨むバルコニーが見える食堂の窓辺に座り、焼きたてパンとバター、ブルーベリージャム、カブのスープ、オムレットとハム、紅茶、グレープフルーツジュースを頂きました。午前中にCheck Outして、次の目的地「大室山」に向かった。キレイなお姉さまと別れたくないが、行かねばならぬ。。大室山は、磐長姫命を祭った所だそうです。緑に覆われた女性的な優しい山で、とても好きになりました。下山して「わさび激辛アイスクリーム」を食べた。複雑怪奇な味だが、悪くはない。次に「城ケ崎海岸」付近へ赴き、美しく砕ける白波を眺めた。海は、いつも野凛花を陶然とさせる。海の圧倒的な力と自由に、心は枷を壊し歓喜を叫ぶ。なんなんだろう、この気持ちは。後ろ髪をひかれつつも、都会の喧騒に帰ってきました。東京は、今のところ私にとって鏡のような街。含まれていない、含んでいない、映す。そんな動詞か形容がぴったりしてる。
2005.07.18
最近、さすがに都会の暮らしに疲労が溜まってきた。(なにせ自然の豊富な地方で育ったので…)だから、プチ旅行に出てみました。田舎(リゾート)へ行くぞ~。それで、野凛花いきなり寝坊してしまったわ!(やれやれ)出発時刻を少し遅らせました。レンタカーを借りて、久しぶりのドライブにドキドキ(ビクビク)!思ったよりすんなりと箱根の奥地に到着しました。「箱根ガラスの森」で、ブランチにした。休日のため家族連れが多かったが、なんとかカフェに潜入できた。頂いたのが写真のピタサンドと紅茶。海老とアボガドの相乗効果に、調子に乗って食べ過ぎ。。「箱根ラリック美術館」で美しいガラス細工に、目の保養をして「星の王子様ミュージアム」を散策。あ~趣味に浸りました!途中、山中の道をドライブ中に、ホワイトアウトの世界に迷い込んだような濃霧が一帯を占拠していた。怖かった!何も見えなくなりそうな霧でした。ようやく伊豆のホテルに到着して、ほっとしました。キレイなお姉さまが、疲れた野凛花を出迎えてくれてせいか癒されました。美味しいディナーを頂いて、お酒を飲んで就寝。ZZZ
2005.07.17
職場の先輩から、東京では珍しい(失礼!)本物の味がするトマトを頂いた。酸味も強く、赤く照り輝く、濃いトマト味がするわけです。野凛花は、昔から地中海風の食べ物が大好きでなじんでいました。鼻の曲がりそうなカビ系チーズ、好き嫌いのあるオリーブ、パスタ、フルーツ、そしてトマトなどはお手の物ざんす。でも、ワイン(お酒)は、たしなむ程度がいいかしら。(分解酵素不足のせいなのか??アルコールは控えめにしてる)新鮮なモッツアレラチーズを輪切りにスライスして、同様のトマトと交互にサンドイッチに重ねて、育てているバジルを摘んで刻んだものを振りかけて、お好みでドレッシングをかけていただきます。「ジョジョの奇妙な冒険」の中で、(荒木飛呂彦氏の漫画)紹介されてるけど、本当に美味しそうに描かれていたからまねしました。これから暑い夏が始まるから、こころも身体も元気になるために美味しいトマトを召し上がってみてください♪
2005.07.16
明日から連休で、休める~嬉しいっ♪今日は久しぶりに夜更かししようと、DVD鑑賞。。以前から気になって仕方なかった、「恋の門」という松尾スズキさん監督の映画をみた。すごくマニアックでキッチュな世界観に茫然、なすすべもない。松田龍平と酒井若菜、松尾スズキ各氏の漫画を軸に展開する、エネルギッシュな作品でした。色や音楽、俳優陣もとにかく秩序なき秩序といった感じ。忌野清四郎さんも出てた、ね、この感じわかります?!中庸好みの野凛花がみると、ちょっとエネルギーに参っちゃいますが、逆にすごくぶちきれて、ふっきれているテンションにやってみたいな~なんて感じます!普通の人らしく振舞うのって、仮面かぶってるみたいに本当じゃないもんね。マイナーな意見も話しましょう。。Express yourself
2005.07.15
偶然、本で見かけた藤田嗣治さんの「アッツ島玉砕」という絵に呑まれた。有名な「すばらしき乳白色」で、女の肌や猫を描き、日本画の技法を油彩に応用したことで知られている画家だ。祖父より上の年代で、もう故人でいらっしゃる。日本ではあまり知られていないが、フランスでは有名である。軍医の息子として生まれ、東京美術学校を卒業し、渡仏。はいからで激貧な暮らしをパリで送られたらしい。後に成功を収め、日本、アメリカ、中南米を巡る。戦火迫るパリを脱出し、帰国。戦時中は、陸軍から要請を受ける。受けざるを得なかった。国民を鼓舞するために「戦争画」を描けとのご命令だ。後に戦争協力の罪で、非難の矢面に立たされた。彼は、日本を捨て渡仏し、二度と日本へ帰らなかった。後にフランス国籍を取得。カトリックの洗礼を受け、「レオナール・フジタ」になった。「アッツ島玉砕」は、実は戦争画の一つなんだ。敵味方もわからない描き方で、凄まじい戦を描写している。軍刀を振りかざす将校の表情は、絶叫そのものだった。芸術が罪になるなんておかしいよ。これは戦を鼓舞する絵ではないと感じた。むしろ、ありのままの戦に肉迫したリアリズムに徹した絵だ。生の存在の叫びだ。彼のしたことは間違ってはいないと思う。彼は石もて追われるように渡仏して、フランスで生涯を終えた。流れるような一生。すばらしい日本人の一人がいたんだ。藤田さんを思うとき、どうしようもなく義憤を感じる。なぜか戦争画がアメリカによって持ち去られたらしい。ベル・エポックの代表的な著名人、藤田さんに心からの拍手を!
2005.07.14
数年前休暇を取り、モロッコへ向けて飛んだことがある。野凛花は、大事な人を亡くし心が破綻していた。そして自分を癒す旅に、ある意味では巡礼の旅に出かけたの。見知らぬ国、言葉もわからない彼方の異国でなら、自分を失うことなく嵐を乗り切ることができるかもしれないと思った。でなければ私は死ぬ。雲ひとつない深い青空に、さえぎるもののない陽光がきらめいて、テラコッタ色のレンガを際立たせる。咲き誇る花々に、厳かなアザーン。熱気にゆらめく空気に、ミント茶とスパイスの匂いが立ち上る。人々の声、過剰なクラクション。植民地の名残。観点を変えれば、美しいとさえいえる場所だ。なかでもサハラ砂漠の入り口の一つ、メルズーガは私を生に連れ戻した砂漠だ。4WDと運転手を借りて、夜間にでこぼこ道を砂漠へ向かう。いつの間にか眠っていたらしく、夜明けに揺り起こされた。不自然な姿勢で眠っていたせいか、身体のあちこちが痛い。目の前には、念願の砂漠があった!すでに空気は熱をはらんで膨らんでいた。ターバンを借りて頭部を覆う。砂が入ってくるのを防ぐためだ。らくだに乗り、ポクポク歩く。(あれは現実だったのか?)らくだを引くのは、この砂漠に生まれ育った男だ。男は私に「砂漠のバラ」を売り込んだ。ぼろぼろになった古新聞に包まれていた品物。私は、それを手にとって、迷わずに購入した。砂が結晶化して、バラの形をした代物だ。口元が笑っても眼は笑わない、厳しい自然を生きる寡黙なひとに会えてとても幸運だった。砂漠は、無駄をそぎおとした死の世界でもある。そして限りなく美しいものに出会える世界でもある。私は惹かれ続けるだろう。彼らの時間は、どんな意味を持って彼らの生に反映するんだろう?私はどんな風に生きのびるだろう?いくつかのQuestionが浮かんでいた。
2005.07.12
仕事帰りでなかなかふらふらなのですが、フランス語のレッスンに行ってきました~。。最初は音になれることが中心みたい。超初心者たちに、リズムを覚えさせる。スペイン語には違和感あってどうしても勉強に向かえなかったことを思うと、今回はかなり違う感じでうれしいっ♪しかしおフランスなんで、お嬢様系も多いとふんでいる野凛花でした。何故パンピーの私がおフランスなのか・・・というとどうしても西アフリカ諸国へ、生きてる間に行きたいからであ~る!勘違いなきよう。日本語はもとより、英語もなかなか通じやしない国に惹かれている。圧倒的に片思いって気もする。でもここに行かなければならないっていう感覚、それが私を捉える。その風景をみたときにそう思った。よし、いくぞー!
2005.07.11
天気もよかったし、吉祥寺の井の頭公園へお茶を持って散歩がてら出かけた。街は熱気がすごくて、公園の森と広大な池にほっとする。東京の中で、エスニックとくつろぎが一体化した、変なお気に入りの街だ。広大な敷地内には、カップルや家族連れ、店開きしてる人楽器を演奏する人、歌を歌う人など混在している。私はこういうのがいいって、ふとひらめいた。(きたきた~)出入りも自由で、みんな好きなこと表現することに熱中している感じ。通る人も楽しんで、インスピレーションを得て通り過ぎる。みんな生き生きして楽しそう。つながって循環する人のエネルギーがある。こんな暮らしができる世界にしたいな。グローバリズムが進行して、巨大な企業が日々しのぎをけずっている。そこに、部品の一つとして個人が日々働いている。仕事、人間関係、自分はどこへ向かっているのかよくわからなくなる。大きい戦艦に乗った運命共同体だね。艦長に指示に従い、生きる、競争させられる。わがままと言われようと、野凛花は個人を大事にしたいな。
2005.07.10
神楽坂近辺のお店で、また石を買ってしまった~!パワーストーンには昔から惹かれていた。そこに行くと、とても落ち着いた空気が流れていてバリ島のウブドでの滞在を思い出す。緑や海の乏しい場所に暮らしていると、心が乾いてくるのがわかる。自然のリズムを忘れている。野凛花は、自分をバランスのとれた中庸を好む性質の女だと思っている。多少のこだわりと変人っぽさはあるけれどね。だから街の極端な音、色、匂い、熱気にときどきうんざりしてしまう。石は、独特の波動を持っている。地球の大地の鼓動を。それは大事なことを思い出させてくれる。「愛を循環させること。欲張らないこと。」まだ長い旅の途中だから、この先どこへ行こうとしているのかもわからないけれど、無意識に舵取りしている自分に、ゆだねようと思っている。「愛されているんだと思えたなら、 人は強く、痛いのも平気なくらい 勇猛果敢に戦える。」 by B'z "Forever Mine"
2005.07.09
友人があまりにうつな私を見かねたか、ヴォイスヒーリングに誘ってくれた。七夕の夜なので、アロマテラピーとヴォイスヒーリングのジョイントイベントだった。昔から香水やコロンなどアロマ系は大好きなので、すごく幸せな気持ちになる。始まる前は、頭痛がして泣きそうな気持ちだった。終了時には、頭痛はなくなり微笑んでる自分が不思議だった。出席者もみんなやわらかい表情になっていた。チベット僧のお経?歌?に似た声の響きが気に入った。あの波長にあわせると、野凛花は熟睡してしまいます。心地よくて。開くことが、一番危険を避けることになる、という渡辺さんの言葉が非常に強く響いた。感情を閉じ込るのは、危険なことだ。やりたいことについてサイズはどうあれ、一歩を踏み出すことが大事で、そこから物事は展開していくらしい。未知の一歩はコワイけど、踏み出そう。そして自分で夢の扉を開く!
2005.07.07
もんもんと寝返りを打つ。考え事にふけり、読んでいる本の筋が頭に入ってこない夜。私は夜が好き。といって夜遊びなどではなく、窓から吸う夜の空気が好きなんだ。月が出てればもっといい。明日は七夕の日。織姫と彦星のお話も、夜の間のこと。「夜は眠るためのものじゃない。 謎を解いていくもの。」 by 誰かの歌詞。
2005.07.06
失恋するというのは、味わい深いものだ。当事者はそんな風に思えないかもしれない。いや、しかしそんな人生の情緒的危機をどんな風に乗り切るのか?ということにFocusして人間観察するのも一興。失恋は文学的だ・・・うまくいっている愛も文学的だ・・・両方あるともっとシックで贅沢だけど。失恋をテーマにした写真集も、きっとたくさんの心に刻まれるかもね。雨降りのこころを抱えて生きている。遣らずの夏の雨に、不意に私は泥の中に倒れる。いずこから聞こえてくる風鈴の音は鳴り止まない。
2005.07.05
フランス語のレッスンに通い始めた。3年前くらいからやりたいと思っていたが、ようやく場が整ったみたい。初めてレベルなので、簡単な挨拶や自己紹介からアルファベットの発音など一から始める。フランス人の先生から学んでて楽しい。なんで今フランス語やる気になったかというと、アメリカ文化以外の世界の考え方を身に付けたい、西アフリカ諸国に行きたいから。音がとても好きで、違和感なく進んでいけそう。フランス語勉強してる方、励ましあっていっしょにがんばろ~!