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ちいさなしあわせ*

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Mar 14, 2011
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カテゴリ:ぽつりひとりごと*

東日本大震災にて
被災された方々、お亡くなりになった方々、行方不明になっている方々、
謹んでお見舞い申し上げます。

 

 


平成23年3月11日、午後2時46分。

その頃ワタシは、yuuと一緒に寝室で写真撮影をしていました。

突然、ミシミシミシ・・・と家がきしみだしたかと思ったら、
大きな横揺れが長い時間続いていました。
それと同時に停電、固定電話不通、携帯電話不通になりました。

ウチでは立てかけていた鏡などが倒れた程度だったのですが、ただごとでないことがわかり、
急いで大きな鞄に必要なモノを詰め込んで車に乗り、おばあちゃんちへと向かいました。

停電でテレビからの情報が入ってこないし、
携帯電話からも情報が入ってこないので、何がどうなっているのかわからず。
車のワンセグで、宮城県沖で大きな地震が起きたこと、こちらの震度5弱だったこと、
さっき起こったことの重大さを知ることになりました。



十数年前、
青森~岩手~宮城松島までの沿岸部を南下しながら旅してきたことがあります。
青く穏やかな海、海岸線の美しさを今でも思い出します。

3年前、meiが生後9ヶ月頃に行った松島。
遊覧船に乗って、yutaが楽しそうにカモメに餌をあげていました。
遊覧船から見た島々や美しい風景。

この風景が今では一変してしまいました。




県内では昨日までに電力は回復し、
一部(内陸地方)で、断水、ガス供給が止まっています。
スーパーなども昨日から営業を再開し始めました。

街は、
少しずつ落ち着きは取り戻しつつありますが、
県内の物流拠点となっていた宮城県がダメージを受けているので、
食料品および燃料の供給がいつになるかわからない状態です。

今は体に感じる余震は少なくなっていますが、いつ11日のような地震が来るかわからないので、
貴重品を入れたリュックとラジオ付き懐中電灯は、出かける時には常に持ち歩き、
玄関には水を入れた20リットルのポリタンク、
カセットコンロ&ボンベ、カップラーメン、飴などのお菓子、ペットボトル飲料、おむつ、タオル、
家の中では子供たちも靴下をはくようにしています。

電力、燃料消費を最小限にするために、
使っていない電気製品のコンセントを抜いて必要以上に電気を使わないようにしたり、
ファンヒーターは止めて反射式のストーブを使ったり、床暖房(灯油)も使用を止めました。





とても身近な近隣県での災害。
とても悲しく、テレビを見ては涙する毎日を送っています。
何もできないことがとても悔しいです。

義援金の受付も始まりましたので、
山形新聞酒田支社に行って義援金を預けてきたいと思います。


こんな形でしか応援できません。
こんな形だけれど、
少しでも役立つことができれば・・・と思います。



わたしは、太平洋側の東北をいつの日かまた訪れたいと思います。


一日も早く、あの美しい風景が戻ってくることを願っています。
日本国民、皆が力を合わせて復興へ向けて団結しましょう!






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Last updated  Mar 14, 2011 12:24:14 PM
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