豊かさと幸福な関係

豊かな生活　　　　「成功へ到る習慣」１

先日、成功哲学を実践している人と出会った。
たくさん試みたようだが、まだ芽が出ない状態である。

ちなみにどのような人を見習ってやっているのか聞いてみた。
中村天風、ナポレオンヒル、本田健氏、斉藤一人氏、・・・
大勢の人の成功法則の本を読み、実際にやってみたそうである。
成果が上がらないので、藁をもすがる思いで、ある宗教に救いを求められていると言う。
5年経ち、熱心な信者へと成長されたが、現実を見ると、経済状態は、益々悪くなっている。
どうやら、経済状態の向上と、宗教は無関係らしい。

眉間に皺を刻まれる表情は暗く、苦労が滲み出ている。
早速この人に、成功法則を改めることを忠告してみた。

「貴方はあなた、人の真似だけでは成功はおぼつかないですよ。」と、キツイ一言からレッスンを開始することにした。
彼が長者への道を進むかどうかは、本人次第だが、このまま進めば、自己破滅へと行きそうな形勢である。

私がこの人を長者へとお誘いする気になったのは、簡単な理由である。
2年程前に、この人から「親切な応対」を受けた記憶があったからである。

この人は素質十分な人である。
勉強熱心、素直、行動力があり、誠実である。・・・申し分ないのであるが、
唯一欠点なのが、「暗い、マイナス思考が好きなのである。」

難題である。「成功哲学の父たち」も、この考えだけに手を焼いたことだろう。

私は、この人の考え方を無視することにした。
暫くは話がかみ合わないだろうが、それは気にしないことにする。

この人を含め、また違う方の実例で、２０％のパレートの法則で成功を実現する過程を紹介していこうと考えています。（世の成功確率３％を越えようとのチャレンジです。）
ですから、８０％の失敗例も隠さず紹介することにもなります。
このシリーズが盛り上がるなら、続けますし、興味が湧かない場合は、中止します。
皆さんにお任せします。

○　Ｙ氏に、その会社の事務所を拠点にすることを、提案した。
喜んで受け入れてくれる。
○　契約条件　　成功報酬の４０％を乙に支払う。　受諾される。

（実際の数値を示すと結局翻意され）成功報酬の３０％で決まる。（笑）
良い兆候である。本人に欲望が目覚めた証拠である。

眉間の皺が、将来は改善することをお知らせした。
（私自身直ったのであるから）・・・続く