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カテゴリ:豊かな人生
人生のパートナー 2 「アンドリューカーネギー」
神戸市の中央図書館で、何気なく、偉人伝を読んでいた。 中学生向けの易しい内容で、心に沁み込んでくる。 スコットランドのダムファームリンで育った少年は、貧しい家庭に育つが、 正義感の強い政治好きな父親と、貧しい家庭を切り盛りする母に育てられる。 産業革命前後の厳しい経済状況を打開するため、家族は新天地アメリカを目指す。 故郷ダムファームリンを離れるカーネギー少年にとっては、終生忘れえぬ地との決別となる。 アメリカに渡り、ほどなくして家庭を支えるために、カーネギー少年は電報配達人の仕事につく。一家の支柱となった自覚からか、少年は一生懸命仕事に精を出した。 やがて少年の努力は会社の上司の目に留まる事になる。 ここから目覚しい人生の成功が始まる。 その記憶の中に、「電報配達をするとき、できるだけ宛先人の顔を覚え、街中で出会ったりすると渡します。そうすると、よくチップを貰ったものである。 不思議なことに世間で偉いといわれる人ほど、私に親切にしてくれたことが印象に残りました。」このように述懐している。 カーネギーは、「成功にとって最も必要であったのは、『プラスアルファーの努力』でした。」 とその自伝で語っている。 平和を事の他大切と考えていたので、「世界大戦」が起こった時、余りのショックに、すっかり元気を失い、やがて健康をも害するようになる。 一時代を画した、偉大な実業家に心よりの敬意を表したい。 神戸市には最近「カーネギーメロン大学の日本分校」が開設された。 アンドリュー・カーネギーが創立した数多くの大学や図書館、音楽ホールの内の一つである。 カーネギーの遺志は引き継がれていくであろう。 アンドリューカーネギーは、現代実業家の中においても傑出した人物であった。 与えた影響は最大のものがあるだろう。 皆様も実業を心掛けるなら、この人物の「考え」「言葉」「行い」を是非参考にして頂くことをお薦めいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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