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「一劫年」宇宙の寿命 カフェブレーク
宇宙には恒星が誕生する、星間ガスが活発に漂う空間がある。 ガスが引力に引き寄せられて、少しずつ星の元を形成するのである。 星の誕生である。 最近では、100億光年先の銀河の撮影に成功している。 宇宙の年齢は、120~150億年程度と推定されている。 宇宙の寿命を劫年と言う。 一つの宇宙が生まれ消滅する期間を一劫年と呼び、仏教用語からきている。 釈迦が現世に再び現れるのは、一劫年はかかると言われる。 そうすると今回宇宙が誕生してから、120億年を経過しているから、一劫年が47~50億年と言われていたのが、大分伸張した按配である。 太陽の寿命は残り、50億年と言われる。 地球はその前に寿命が全うされると、天体物理学の計算では推理されている。 劫とは、無限に近い譬えとして、釈迦が使われたようだが・・・ 古代インドの仙人達は、この長い時間を乗り越えて、過去生を見通したと言われる。 つまり、輪廻転生の永い旅を経験し、余りにも遠い故に、亡羊とした空間に意識が混濁したと言われている。 生まれ変わり、死に変る。永劫に続く輪廻・・・ 果てしない時間を行き続ける生命のエネルギー、 私達は死後どこへいくのであろうか? それはつまらない質問であると、賢者は語る。 それを知ることによって、幸せになったりしないし、他のものを救うこととは無関係だから・・・ 私たちの好奇心は無駄な方向へと向かい、肝腎なことを忘れがちである。 肝腎なことは既に皆は知っているはずなのに??? 宇宙の始まりは、「ビッグバン」、そして終わりは「スーパーブラックホール」かな??? そして、ブラックホールの最終章にまた、ビッグバン・・・ 宇宙もまた、生まれては、死に、そして生まれ変わる輪廻を繰り返す。 死を恐れるが故に、次の輪廻へと引き継がれていく。 そろそろ、輪廻を超える時がきたのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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