豊かさと幸福な関係

「ギブと売恩の違い」　　　　　　　豊かな生活　　　　　
○与える時の考え方
○テークを考えるか考えないか

セールスマンの中に、「ギブと恩を売る」を勘違いしている人も多い。
見返りを求めない、愛の行為をギブといい、必ず、与えた以上、見返りに拘ることを「恩を売る」と解釈できる。
同じ行為なのに、結果は大きく異なってくる。

それは、友情に置き換えるとよく分かると思う。

「彼女からの親切は、ひも付きだからしんどいわ・・・」
「彼は親切だが、恩着せがましい・・・」等は、ギブとは言えないだろう。
ギブとは、無償の愛の精神に基づき行われる。「与える行為」と言える。

成功した人格者には共通して、この精神が見受けられる。
素敵な人物を紹介してくれたり、大変重要な情報を教えてくれたりする。
しかし、そのことさえ忘れているかのように、テークを期待しないようだ。

ただ、この様な親切な人は、テークのみの人間や、恩を売る人をよく知っているので、
それらの人を程なくして遠ざけていく。
私たちは、その様な優れた人から遠ざかっていないだろうか？

心して、自分自身が「与える親切な人」になるように心掛けてほしい。
その結果私達は何があるのか？
それを知るのが、それぞれの成長に必ず役立つことでしょう。


「与える人は、それと同等のものを受け取る」
　　　　　　　　　　　古代から伝わる教え

ナレッジコム専門家