豊かさと幸福な関係

「商才とは・・・」　　　　　　　豊かな生活　　　　　
○　お金を作る能力
○　資産を増やす能力
○　臨機応変な自在な力

商売には才能が必要とされる。
才能にはタレント＝生来のものと、スキル＝後天的に身につけたものがある。

成功する人は、後者の方が多いだろうか。

「小さな頃にウサギを飼いたかったが、家が貧しく餌を買うお金がなかった。
余りにも可愛いので、どうしたらウサギを育てることができるのか、子ども心に知恵を振り絞った。
そうすると不思議なもので、妙案がひらめいたのである。・・・」

商才溢れる、この成功者は、近所の子供たちを集め、食べられそうな草を教え、「草刈をしてくれたら、ご褒美に自分の名前をそのウサギにつけてもいい」と提案したのである。
子供たちは喜んで草刈に精を出したそうである。

この知恵は笑えるだろうか？

私にはこれこそが、「商才の真髄」のように考えるのですが・・・

このように生来の知恵に恵まれた成功者もいる。
一方、人の真似を習慣にして、成功する人も多くいる。
勿論、成功した人の真似をするのである。

その真似の中で、商才へと通じるものが一つある。
それは、「成功を習慣」とするものである。
つまり、魚釣りのコツである。

商才とはつまるところ、「感どころ」「間合いの取りから」「決断の習慣」なのだろう。
前者の二つは、感性の問題なので、個人差が出てくる。
最後の「決断の習慣」はどなたでも、訓練すれば身についてくるだろう。
そして、これこそは最も重要な商才なのである。

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