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カテゴリ:豊かな人生
「大器晩成」 豊かな生活
○ 長寿も気使い ○ 賢者の知恵 戦国時代最後の覇者、家康は秀吉に勝利する。 その原因は、「健康に気を使った」ことにあった。 家康は、自分専用の薬箱を常に用いていた。薬の調合も自ら行っていたという。 健康を目的にスポーツを(鷹狩り)も奨励していた。 彼は、じっと秀吉の寿命を観察し続けていたと言われる。 観察の通りに、秀吉の寿命は途切れ、やがて関が原の合戦に勝利するまで、 彼の蓄財は留まる所がなかったとも言われている。 秀吉が天下を取る過程では、ときには小判や金粒を、放り投げるように皆に与えていたそうである。 一方、家康は岡崎の城の蔵で、金粒を半紙で包み、自らの手で署名していたと言われ、 その吝嗇は度を越していたとも伝わっている。 天下を取るためには、兵糧、兵器、兵隊が必要である。それを調達するには「金粒」こそ、生命線と考えたのだろう。 秀吉が天下を征服する途上に行った金満政策に叶わないと知り、家康は自分の分に応じて、蓄財に励んでいたそうである。 やがて、家康の予想通り、秀吉の寿命は尽きる。 家康ほど忍耐強い武将も珍しかったであろう、 戦国時代には家康よりも長寿の武将がいた。「北条早雲」である。 この人の場合は、単に人生の目標が、中年まで分からなかっただけのような気がする。 歴史的考証は専門家に任せ、蓄財術の正真正銘の神様が存在したと言われる。 まるで仙人のような存在で、2500年前の伝説の人とも言われ、一説には500歳の長命とも言われた。 現代科学では一笑に付すだろうが、 この人の中に蓄財の奥義の言葉が遺されている。 「賢者は、財宝を貯えない。 人に与えれば与えるほど、その財宝は豊かになる。」 老子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2006 08:32:38 AM
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