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カテゴリ:人間関係
「異性の友人」
○ 性は障害 ○ 乗り越えることはできる 夫婦は通常は異性です。 ですから友人かどうかは論じられません。 昔から、異性を友達にするのは難しいと言われています。 恋愛のストーリーで「友人でいましょう・・・」と言えば、断りの決まり文句です。 恋愛の目的は結婚ですから、友人は夫婦を意味しない言葉として使われているようです。 結婚相手より、友人はこの際には低い状態、もしくは目的がすれ違っていると受け取れます。 夫婦者でも、中には、「友人のような夫妻」もいます。 互いを認め合い、尊敬もできる間柄です。 理想的な伴侶と言えます。 結婚は一種の共同体の設立ですから、友情だけでは、繋がりが弱い面があります。 モット、現実的で、責任が発生する場作りでもあります。 ですから強い結束の上に成り立ち、やや無責任な友情とは一線を画すでしょう。 それにも拘らず、私達は結婚の責任を全うする過程で「友情の大切さ」を知り始めます。 友情の中に、無条件な思いやり、互いを契約で縛らない良さを見出しています。 結婚式は、私達のあやふやな心を制御するために、親・兄弟・親戚・友人を集めて、誓いの儀式まで行い。家庭作りの責任を、第三者へと宣言します。 逃げ道を防ぐのが結婚式とも言えるのでしょう。 生活を健全に営みながら、子どもを立派に育てる。・・・ 夫婦には重い社会的責任が覆いかぶさります。 異性の繋がりを「友人として」くくるのには、無理な状況があります。 社会的な面と欲望の面が絡まりあい。「異性の友人」を難しいものにしています。 もしどうしても異性の友人を望むなら、犠牲を払わねばなりません。 女性は「恋愛や結婚を望まず」男性は「性欲を捨てる」ことが必要です。 この条件をクリアーするのは、実に難しいものではあります。 自分の心を治めることに成功する人のみが、これを行うことができます。 それ以外の状況で「異性の友人」を望む場合は、失敗の人間関係を重ねることでしょう。 「異性の友人がいる」という事実は大変立派なことではあります。 それは高い次元に達した人ができることと思えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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