豊かさと幸福な関係

「不安を捨てる」
○悩まない習慣

不安を持つ時は、
｢何か上手くいかないなー｣、「どうも今日は調子が悪い｣、「生きるのが面倒になる」
等の思いが過ります。
突然思いに浮かび上がるので、理性で対処する間もないように思ったりします。
実際は、静かに観察しますと、感情の中のメタンガスが湧いたのが原因のようです。

感情は、私達にしばしば、苦しみの種をまき続けます。
その原因は、生きる事は、〈貪欲・瞋恚・無智〉の衝動で生きているからです。
不安や、不満の思念が浮かぶ時は、「〈貪・瞋・痴〉が、今働いている」と気づくことです。
そうしますと、不安の原因は、不幸へと誘う、不善心によって起こっていると理解でき。
その不幸から逃れる事ができるようになります。
原因が理解できれば、私達はその原因が悪い時は、それを取り除き、改善すればいいのです。
「不安・不満」を捨てますと、大概の不幸から脱け出すことができます。