|
カテゴリ:幸福への法則
「理性を育てる」
○幸福を探求する羅針盤 物事を判断する場合、感情を利用します。 感情には、良い結果をもたらすものもありますが、正しい判断であるかどうか 不明なことが多いでしょう。 理性を育てる最大の理由は、幸福を知ることに使う手段として、有効だと言えることです。 私達は、自己の利益を優先するように生まれながらDNAに刻まれ、この世に誕生しました。子どもを沢山出産した。母親は、子どもが生まれながら、一定の性格を持って生まれたことを知っています。 生まれて3年の内に与える影響によって、性格の大半は決定されると言われますが、実際は生まれる前に大半が決定しています。 仏教的な見解では、因業によっていると観察されます。 誕生する前の輪廻体験が、既にDNAに、深く影響を与えていると見るわけです。 親や、祖先の影響を受けつつも、誕生の遺伝的影響からは理解しがたい性格も生じますが、その説明は可能となります。 生まれてからの性格が、死ぬまで不変の場合、生まれてからの努力は意味がありません。 全ては、生まれる前に決定されているからと、諦めるからです。 釈迦が説く、無常の真理とは=全ては変化し続けると定義しています。 つまり性格も宇宙自体が無常であるなら、性格も変化するのが正しい見解になります。 ですから、善因善果のために、私達は意思の力を利用して、努力するのです。 善因善果とは、ものごとには、必ず原因があり、その原因が、周囲の環境条件でその原因に相応しい結果をもたらす。という真理より帰結します。 私達は、理性と感情によって行動を起こします。感情に依存する生き方は、不安定で衝動的です。良い結果をもたらすよりも、悪い結果をもたらす感情に支配されがちです。 この悪循環を破る方法こそ、「理性を育てる」ことの目的なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 24, 2011 08:33:06 AM
コメント(0) | コメントを書く
[幸福への法則] カテゴリの最新記事
|
|