豊かさと幸福な関係

賢者は財宝を蓄えない。・・・・

貧しいは、貝（お金）を分ける。からなっています。
財産（田畑）を子供たちに分け与えれると、貧しくなっていく姿を表したのでしょう。

ビルゲイツ氏は父親のアドバイスを受け、その資産を難病対策基金に寄附をしたと言う。アメリカの良き伝統を継承したと思う、これはＩＢＭのトーマスワトスン親子の恩恵があるのではないだろうか？基本オペレーションシステムの無料開放により、現代の情報化は格段に進歩したことだろう。

昔インドの長者は、釈迦の話を聞き財産を全て「喜捨」し、祇園精舎を寄進したという。自分の財産を喜んで捨てたのである。

ところで世界の億万長者のデーターが公表されている。
全世界では700万人のミリオネアーがいると言う。
内訳はアメリカ220万人、日本120万人、欧州245万人であり、この3地域で世界の富の80％以上を占めている。ここに南北問題の経済的本質がある。
ところで、お金持ちへのアンケート調査が行われた。「普通の人が億万長者になる」に詳しいので興味のある方はお読み下さい。

成功者の特色として、人々からの応援があるのが重要な要素と言われます。
さて人から応援したいと思われる人の特徴は、どのようなものであろう。
そしてなおかつ、幸福な人生を歩めるのはどのような人であろうか。
その二つの条件を備える要素とは、「パースナリティーの向上」になります。

・・・人に与えれば与えるほど、その財宝は豊かになる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　老子

ドロシーカーネギー著　「カーネギー名言集」創元社所収