６月が終わると、夏も終わったようなものである。

最後に海水浴なぞ行ったのはいつの事かしら。
盆休みという代物もいと儚き夢であったものよ。

梅雨も明ける今日この頃、時期外れだろうが何だろうがとにかく、潮干狩りに行きたいのである。そう子供を連れて。

ちょこちょこ送られてくる家族からの便りでは、もうどんどん成長しているらしい。

そりゃそうだ。
にしても、その成長を毎日見られないのは想像以上に辛いものであった。

どういう訳かこのひどい季節、私は大嫌いな印度洋にいるのである。
おまけにハルシア湾ときた。

その原因もくそも、アナタ達が原発反対などとやんや叫ぶからですよ(多分いや絶対そうだと決めました)。

現世において既に絶縁したつもりのまさかの蒸気タービン(とにかく暑い)をあてがわれ、まるで勝手が分からずとっくに疲労困憊、頭はパンク寸前である。

すっかり感覚を忘れていたけれど、随分静かで走っている気が全然しない。
なにが困るかって、これまで２サイクルディーゼルの爆音に紛れて素晴らしき職場に対する雑言もとい賞賛を日中気兼ねなく春風のように朗詠していたのが、
不可！ できない！ という状況下となる訳です。

毎度の事ながら。
最初は勝手が分からず次の動作が予測しきれない。
経験あるなら別なんだろうけど、残念ながらまだその機会はない。
物の場所すら最初から、である。
他人の使ったＰＣのぐちゃぐちゃフォルダを洗い直して整理するのである。
毎度の事ながら。

早く三ヶ月くらいぽぽぽぽーんと経たないことか。

これはデジャブか。
来年も同じ事を書いていそうだ。
人生とやそういうモンである。
そんな事もないか。

今年度もよろしくお願い致します。