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はて、お国で雪を見るのは久方振りである。
見るものも口にするものも何もかも、久方振りなので、まるで自身はえれきてるにて千年後の未来より来たものかと錯覚すら起こすのである。 船に乗ると了見が狭くなる、なんて同業者からはよく言われるもので、そうならんよう意識せにゃならん。 国内政治情勢も足の引っ張り合いから一転、どうやら一般的にも小生にとっても不都合な方向へ暴走を始めたようだ。 毎回毎回何がし久方振りなどと繰り返すのも、嫌気がさしてくるし、だからどうしろと訴えるわけでもなく、この世はいつでも色即是空かしら、 いやいや、行雲流水なのである。 それにも増して嬉しいのは、娘様の御成長であり、もうそれで満足だ。 案の定というか、鬼か閻魔でも見たかという勢いでけたたましく泣かれ、小生の膝でしか眠る事のなかったあの思い出は露と消えていた。 諸事情にて今月末にまた本船へ戻る事になった。 今度こそハルシア湾にてイラン様に封鎖されそうな気がするし、そういう点でのタイミングの悪さは、我が妻からも公認である。 この一ヶ月間、娘様をしっかり餌付けした上で、春のヴァケーションに備えたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.02 21:12:58
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