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先日、久々に実家へ帰った折、じいさまの畑一面に蓮華が咲いていた。
幼少期、叔母に連れられてよく畑で遊んだものである。 よく見ると蓮華と一緒にツクシやワラビが生えていたので、摘みとる事しばし、お浸しにしてもらいました。 東京生活は慌ただしく始まり、随分忙しく過ぎて行きました。 思い切って休みを取り、五連休。免許の更新やら銀行の手続きやら、出国前にやる事を一気に終わらせたら、あとは岸壁釣りへ。 魚なんぞ一匹も釣れんかったが、この時間が好きなのである。 この子ももう五才になる。 初めてうちへ来た時はあんなに怯えていたのになぁ。 今やすっかり家のヌシなのだ。 東京を引き払い、家族としばし別れの際、いつもは毎朝イッテラッシャイと手を振る娘様が、何かを感じ取ったらしい。 一緒に行く! と追いかけて来た。母がおる時は父に全く近寄りもせんくせに、頭の良い娘である。 ようやく長い時間を一緒に過ごせると思っていたが、また夏頃までサイナラである。 このままで良いのだろうかしら。 この仕事がこれから二年。終わればまた海上だろう。 としたら今後も全然、ぜーんぜん一緒に過ごせないと自覚した最近、猛烈な虚しさがこみ上げてきたのは言うまでもない。 ある一定の勇気を持つためにも、日記に残しておこうと思った次第である。 ・ ・ ・ さて、本日強風の中、どうにかこうにか星港国へ入りました。 思っていた予定とちょっと違うらしい。 ゲストハウスは一週間だと思っていたが、前任者の住まいは既に、次に入る人が決まっているそうだ。 なのでここでしばらく、家探しの拠点とせねばならない。一ヶ月以内には出たい。 というのも、ゲストハウスがひどい。 見た目は綺麗だし、部屋も無駄に広いのだけど、置かれた家具の不自然さに加え、飲み会で利用されてきたのだろうか、訳の分からない酒や食べ物の残骸がそのまま置かれており、触るのも気がひける。 開かずの間がある。 どういう訳が部屋ごとに鍵が付いており、持っている鍵で開かない部屋が一つ。 不気味である。 あと一番ひどいのは、ベッドの二台置かれた部屋が、書きたくもないが書くと、加齢臭で満ち溢れている事だ。 発狂しそうになりながら、シーツやカバーを引っペがし、洗濯機にブチ込んで今、乾燥中である。 寝袋捨てずに持ってきて本当に良かった。 業に入れば業に従い、住んで都にするしかないね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.08 01:17:44
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