円がヤバス。円がヤバス。

今朝、寝袋から起き出し何気なく為替を見てみらば、ドル99円という数字が目に飛び込んで来た。

仕事を終えて夜半、慌てて換金へ。
というのも、銀行も何もまだ開設していないので、そこそこの現金様を手持ちで持ってきたのである。
換金屋を求めて徘徊する小生の独り言をもって冒頭へ。

結論から言うと、星ドル円は78円のまま今のところ変化ナシ。
札束をチラつかせる事しばし換金屋のアラブ人が、円安が急過ぎるなどとブーブー云うてはりました。
知らんがな。誰もがご承知の通り、今迄がおかしかったんだよ。

蒸し暑い中を汗ダラダラ流しながら帰路に着く小生、見事にウェイをロストしてしまった。
一人孤独に知った様な顔して足早にウロウロしながら歩く事二十分余り。

妙に懐かしい気がすると思ったら、喧騒のなか響き渡る北京語の嵐。
あ、怖い、どないしよ。



どこでもそこでも貴方の側にもチャイナタウン（裏通り）である。
ぶら下がる提灯を掻い潜り、途中で三百円のお得なチャーハン（タイ米が旨い）を平らげながら練り歩く。
何やねんこの奇妙奇天烈な物体は。



ドドッと疲れが出た。マッサージに行きたいなあ。

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本日日中は就労ビザの申請へ。
事前に、申請書やら身分証やら卒業証明書やら送りつけたにも関わらず、結局は足を運ばにゃいかんのである。
バスに乗り、向かった先で新たに写真を撮られ、パスポートを入念にチェックされ、最後は指紋の採取。
なるほど、それがあるからか。

　　ほんならまた土曜にきてや

　なんでですねん

　　就労ビザ欲しいないんか

　えええ！？　今おくれんや

　　あかんて、規則で決まっとんねん

　はぁぁ、めんどくさ、ほんなら来週まで銀行口座作れんがな

仕方がないので土曜に再度来る旨の書類をもらい、庁舎を後にした。

ガラス張りのエレベーターのずっと向こうには、いつも船の上からしか見る事のなかった、ナンチャラホテルが見える。
ビル三本の上に船がデケーンと乗った、あれだ。

不思議な街である。
治安は良いが、云うほど綺麗とは言えない。良くも悪くもそれなりに、だ。
文化のごちゃ混ぜになった建物や、屋舎。
道路の様相だけで言うなら日本の方が遥かに整備が行き届いている。
歩きタバコこそないが、そこここかしこに置かれたゴミ箱兼灰皿の上には、吸殻が堆く積まれている。
日が暮れると、そこら中で座り込んで談笑する人々。
ケツが見えそうなもとい、涼しそうな格好の姐様達。
半袖カッターで汗一つかいてない様に見える南国のオッサン達。
やたらと目につく超高層ビル郡。これは多分東京で見た高層ビルより断然高いように見える。
地震がない所以か。そのくせ天気の変化の激しい事。
常に蒸し暑い。

せいぜい腹を壊さんよう生活していこうと思います。