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霧雨だわとにかく寒いわで仕方なく、上着を買おうとしたところ、服屋が全然見当たらない。
史跡の前の通りには、訳の分からん茶葉屋や歯医者が並んでおり、希望すら持てない。 そんな中、ついに発見したセーター屋で、ボタンがまだ着いてないオバハン手縫いの未完成セーターを150元で売り付けられそうになりつつも、ようやく購入したジャージは300元もした!! しかもプーマ崩れみたいなよく分からん代物である。 ステッペンウルフとか書いてますけどどういう嫌味やろかしら。 値切り倒して200元で購入。 北方は広州よりも物価が高い様子である。 店のオバハンが人の顔見てしきりにハンゴーハンゴー(韓国韓国)と云うので頭にきて、クイズークイズー(鬼子鬼子)と返したら、 店を出るまでジーパンジーパン(日本日本)と大騒ぎされてしまった。 何が嬉しいのか始終にこにこしていたのでこっちもついでにと、平江路までの道のりを教えてもらい、店を後にしました。 それにしてもこの国は、絶望的なまでに言葉が通じない。 筆談なら通じると思ったら大間違いである。 石畳の平江路。 東洋のヴェネチアと呼ばれる所以が、この町に巡らされた運河である。 水と工芸の町、蘇州。 川の色はともかく、平江路はとても素敵な小路でした。 ------------ 平江路に至るまで。 滄浪亭去りてしばらく、とにもかくにも寒い、寒い、そして眠い。 何故なら前日の深夜まで出帆が延び、機関トライの後で船を見送り、ホテルに着いたのが2時頃になってしまったためである。 どこかは書かないがまぁ、上海のくせに上海から遠く離れた孤島でした。 眠いので次回へ続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.21 01:30:19
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