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と云ったものの前回でほとんど写真は出し切っていた、と云うかそんな大した量も撮ってなかったという事に気付いてしまった。
平江路を抜けた先、獅子林に至りました。 鍾乳石? か何か、呼称は分からんが自然によって形成されたらしいその姿が獅子の様です。 良い日曜日でした。中国は史跡が多くて面白いなぁ。 駅へ戻って18時。 飛行機が0時発なので、遅くとも22時までには空港に着いておきたい。 蘇州から空港までおよそ、1時間半だろうと見て余裕ブっこきながら駅に戻ったところ、 なんと新幹線の切符窓口には長蛇の列が。 しもたぁぁ、なんで着いた時先に買っとかんかったんや俺のバカぁぁ。 まぁ長蛇もくそも日常の風景なんでしょうけど、電光掲示板に示された、"上海行き―満席" を意味する表示を全力で無視しながら、無心をもって並びます。勿論嫌な予感がヒシヒシと伝わってくる。 ようよう待ってそして、ようやく自身の順番が回ってきた。 シャンハイまで一枚 めいよう(もう無い) めいよう!? めいよう そりゃないよう 一人か? 一人や、おばちゃん何とかしてつかよ 例によって愛想もくそもないおばちゃんが、カタカタとこれ見よがしにキーボードを叩くが、 横で画面をみてりゃ分かるのだけど、全く席が空いてない。 一番早い分でも、22時半発だとか、無理じゃん。僕帰れないじゃん。 シート要らんのよ、立ちっぱでええけん一枚くれ! あかんて、規則で決まっとんねん お前らのどこに規則守る風情があんのや!しばくど! ゴーゴー、後ろつかえとんねん うわぁぁん 取りあえず最悪の場合のために、22時半発の切符は一応購入しておく。 しかし新幹線で帰れないとなりゃ、タクシーしかねぇじゃん。 途方に暮れそうになりながら、券売所の外へ出てみますと早速出ましたよ。やっぱり居てましたよ。 しゃんはい! しゃんはい!! そう叫びながら飛び掛かってくるのは白タクの群れである。 上海行きの切符を取れなかった客を待ち伏せて、営業御免である。 兄ちゃんしゃんはいか! しゃんはいや! とーしゃー(お幾ら)? すーばい!(400元) 帰れる、取りあえず上海までは帰れる。 後は空港まで現地のエージェントを叩き起こして迎えに来てもらおう。申し訳ないけど。 そう思いつつ財布を開けた小生は愕然とした。 500元あるはずの財布には300元しかない。この寒さ余りにプーマの贋作ジャージで200も使ってしもうたせいである。心が折れそうだった。もうこの町で凍死した方がマシだった。 さんばい(300)にしてくれ! めいよー(そりゃむりやー) わし金ないねん。ビザいけるか? どこの世界にVISAが使える白タクがあろうか。 もう軽くパニックである。 ATMやったら知っとるけどやな どこですねん、いけるか分からんけど教えてつか おっしゃ付いてこいや! 頼もしく歩き出した白タクのおっさん。 大丈夫やろか。 兄ちゃんリーパン(日本人)やろ、わしの車はトヨタや、よう見い 道々、車の鍵を見せて随分しつこくトヨタをアピールされてしまった。 後からよくよく聞いて分かったのだけど、どうにも先の上海における反日暴動にて日本製乗用車が矛先にされた事に対する、警戒を解くつもりだったらしい。 しばらく走る事、到着した暗がりの中ずらりと並ぶATMにて、クレジットカードをぶち込み、PINを叩きこんだ。 いちかばちか。ここでダメなら仕方ない。 もうこの町で生きて行こう。 そう覚悟した小生の眼前でATMはウイーンガチャガチャガチャガチャ!!!(紙幣を吐き出す時の音)と唸り始めたのである。 うおお、全部吐き出せ、この沼に呑まれた全ての毛沢東を吐き出せ!(藤原竜也の声で再生された!) 出たー!! 1000元。帰れる。俺は帰れるぞ。 嬉々として車に戻り、 おっさん、上海と云わずプートンまで連れて行け! ぱーばい(800元) なんで二倍やねん、しばくぞ といったやり取りの中、空港へ到着、無事に帰星したのでした。 因みに蘇州からプートン空港まで、タクシーで2時間弱でした。 おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.24 22:02:32
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