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今朝早く成田に着いたところ、辺りは見事にがらんどうであった。道中成田エクスプレスも車輛一つ貸し切り状態で、思い切り椅子を倒してうたた寝できたくらい。ちなみにお得感は何もない。電光掲示板に示されたほとんどの便に欠航マークが付されており、まだまだ厳しい状況であることが窺えた。
SQチェックインカウンターの人もまばらで、数組の家族連れとビジネス利用らしい人が何名か、しかしここ数日間の急なルール変更を受けての書類確認作業のため非常に時間がかかっており、前に誰も並んでいないにも関わらず結局順番がくるまで20分以上待たされることとなった。 機内ももちろんガラガラだったので飛行中は気兼ねなくシートを倒し、ちゃんと映画を楽しみました。ひいき目でも何でもないけれど、飛行機が大嫌いな小生が唯一安心して命を預けられるのがSQである。離陸時の安定感と到着時の衝撃の少なさと、目ん玉が前に飛び出しそうにならない逆噴射と制動。手に汗握ることなく乗れるから安心だ。 見慣れたような懐かしいようなイミグレカウンター。成田で提出したのと同じ、もろもろの書類を再度提示して顔写真と指紋を登録し、無事に入国した。 さてイミグレにて、入国書類に記載していたホテルは、当初予約していたホテル名になっていたが、政府指定の隔離施設に連れて行かれるとのことでその旨を確認したら、ビックリする答えが返ってきた。今日になってまたルール改訂があり、隔離は二日間で良いとのこと。この辺すごく曖昧だけど、ビジネストラック利用者だけに適用されたものではないと見られる。結果、政府指定の隔離施設ではなく、当初予約したホテルに移動する事となった。 もう振り回されっぱなしである。この週末の大騒ぎは一体何だったんや……。 荷物を回収し通関を終えて、係員に指示されるままゲートの外へ。すると防護服を着た人が大手を振りながら小生を呼んでいた。 ハアローこっちや。パスポート見せてつかよ、このトーキョもん トーキョーもんのパスポート好きなだけ見らんかい めちゃくちゃテンションの高いおねーちゃんが踊りながらわしのパスポートを取り上げ、イミグレで貼られたバーコードを引っぺがして手元の書類に貼り付けた。 ほんなら心の準備できてるか? こっち座りや 言われるがまま椅子に腰掛けると、 こわくないからねええ と言われながら、30cmくらいの長さの綿棒を鼻からズボオオっと差し込まれた。 ほんなら反対もいくでええ うそやん反対もか! ぐほォ 片方だけだと思っていたら両の鼻に躊躇なく突っ込まれて思わず目をつむり、痛みをこらえた。 いいいたいいたい! いたくないからねええ 結果は48時間後にメールで連絡するとのこと。現地代理店のあんちゃんが迎えを寄越してくれていたので無事、ホテルに到着しました。 ありがたや。水をちゃんといっぱい置いてくれてある。 部屋の外の廊下には、食事などを置くための椅子がポツンと一つ。この扉を閉めたところで、罰ゲームスタートである。 酒も買いに行けんじゃないか。持ってこようか迷って結局置いてきたナッツ、持ってくれば良かったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.24 08:40:35
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