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2020.11.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、PCR陰性により本日朝早速、部屋を移動した。ツインがダブルベッドになりました。
フロアが倍くらい高くなったので、万が一の避難経路を確認しておく。

窓から見える景色は素晴らしい。
と思ったら眼下にはその昔、嫁様からありもしない女遊びの因縁を付けられてネックレスとか指輪とか買わされたパラゴンが見えるではないか。
なんと恐ろしい。



ウェルカムフルーツが置いてありました。



さてさて、入国後の14日間に関わらず、基本的には行動計画書に従い行動範囲を最小限にせよとの事である。
まあ、迂闊に外出はできないね。ちなみにどこもかしこも、ホテル内ですら、あらゆる施設の入り口にはQRコードが貼られていてこれを携帯電話でスキャンし、位置情報を登録しないといけないのだ。
徹底行動管理である。
Gotoもやって経済維持して感染も抑えよって難しいこと云いまくってる日本に比べたら、なんと容易な管理方法だろうか。
今日はともかく明日からようやく、外部での仕事が始まります。

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はあ、今朝、おじいが他界したそうな。
この夏に亡くなったばーちゃんの後に続くように、ぽっくり逝っていたそうじゃ。
二人とも御年92歳。大往生である。

昔、シンガポールに勤務していた頃や乗船中、もし今祖父母が亡くなったらどうしよう、という事をよく考えた。
まさか、二人どちらとも見送れなくなるなんて、想像してはいたが、現実になるとは思っていなかった。

自分が船乗りになったのを誰よりも喜んでくれたじーちゃん。
商船学校に憧れたけど学徒動員で工場勤務していたじーちゃん。
メリケンの戦闘機に撃たれてみんなで金子山に逃げ込んだじーちゃん。
広島の原爆投下の日、はるかはなれた瀬戸内の向こうから、バリバリと雷みたいな音が聞こえたと教えてくれたじーちゃん。
歩いて三歩の竹屋から嫁にきたと、三人娘に馬鹿にされてからかわれていたばーちゃん。
でも実は大阪の女学園に通っていたばーちゃん。
文学少女だったばーちゃん。
空襲の日は級生とみんなで一緒に淀川に飛び込んで、まるで綺麗な花火を見たというばーちゃん。
もっと、いろんな話を聞きたかったよ。
二月に会った時は何が楽しいのか知らんがあんなに元気だったのに。

じーちゃんばーちゃん、また会う日まで、楽しみに待っててね。





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Last updated  2022.06.25 22:55:58
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