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滞在最終日。
スワブテストの結果が出たのでクリニックまで取りに来いやとのご連絡ありて、スコールの止んでむしむしする昼過ぎにまたホテルからトボトボ歩いて向かった。 要するに、電話口では教えてもらえなかったが結果は陰性という意味だ。 万が一陽性だった場合、歩いて取りに行くどころか物々しい黒塗りのバンと保健所の護送車みたいなのがホテル前にずらずらとやって来て、有無を云う間もなくどこかへ連行されたのであろう。 それが、最初に滞在していたホテルで最後にみた光景だったから知っている。 無事に出航した本船様を見送り、ホテルをチェックアウトして空港に向かいました。 改めて感じたのはまあ一ヶ月くらいの滞在でちょうどいいかな、ということである。 相変わらず物価は高いし、生野菜が出てこないし、暑いし。 出国までの間、がらがらのラウンジで一人寂しくクリスマスケーキを頂戴したりテレビ電話で子供らと話したりするうち、時間が来たのでゲートへ向かう。一応、成田チャンギ間は今月から毎日一本飛ばしているけれども、チャンギ発は今のところ深夜便しかないのである。 東京は感染者が増加しているので、そのうちまた減便されるんだろうか。 さてさて、行きと同じくがらがらの機内で飲み上げて爆睡するといつの間にやら、成田に到着していた。 今回はビジネストラックというルールに則って出入国の準備をしていたわけですが、結果的に日本帰国時はなんだか有耶無耶な感じでした。 先月の準備段階では、まあ外務省HPの通りなんですけど、 ・星港出国前にスワブテスト(PCR)を受けて陰性証明書をハードコピーで提出する。 ・ビジネストラック利用者であることを証明するカバーレターを現地大使館で取得する。 ・帰国時に成田で抗体検査を受ける。 ・帰国後の行動計画書と警約書をハードコピーで提出する。 ・ラインをインストールして、厚労省のアンケートに14日間答える。 ・接触確認アプリをインストールしておく。 などなど。外務省の人はプリンターなんかその辺の道端にでも転がってるとか思ってるんでしょうけど、向こうで印刷物を準備するのはなかなか面倒くさいのである。 ともかく、これらを満たせば、つまり帰国後の14日間をどこかで隔離されることなく、公共交通機関の使用禁止だけで済むという風に認識していた。 がしかし、入国後に要求されたのは、 ・厚労省の質問票サイトにアクセスし、最後に出てくるQRコードを空港で提出する。 これは星港出国前に実施したのだけど、スマホ用サイトがバグってて先に進まないので仕方なくPCを立ち上げて実施した。 ・成田着後、この質問票サイトと似たようなものを紙で手渡され、QRコードと一緒に提出した。 わざわざ紙も要求する目的が分からない。 すると以下のような青い紙を渡されるので、これをイミグレで提出する。 ・スワブテストの陰性証明は誰も提出を要求せず。 ・行動計画書と警約書は誰も提出を要求せず。 ・大使館のカバーレターは誰も提出を要求せず。 ・成田での検査はなし。 ・ラインやら接触なんちゃらアプリは誰も確認を要求せず。 ・「現地滞在30日間以内」 をオーバーしたが、何も要求されず。 ビジネストラックっていったい何やったんや……。日本めっちゃ寒いやんけ。 事前に予約していた帰国者用タクシーにておうちまで帰りました。 おしまい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.28 12:54:09
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