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はてさて、シンガポール入国から十日ちょい経過した。慣れた我が国的な感覚といえ新しい職場、新しいシステム、新しい面々。船と一緒で最初の三ヶ月くらいはどうせしんどい。まだしばらくホテル生活のため、嫁子供に不便をかけているのが申し訳ないけれど一緒に連れてこれた意味は互いに大きいはずだと勝手に思っている。はい。 到着後、ホテルに荷物を置いたその足で、事前に予約していたアパート二軒のviewingへ向かう。ちなみに今回、航空券の取得以外は全て自己手配だった。到着後の宿の予約からイミグレの書類から何から何まで、会社がやってくれたのはEPと航空券だけだ。EPはもとい、DP申請にあたっては地獄のような思いをしたNIR (12才以下の子供の予防接種証明申請、丸2ヶ月かかった) のせいで何回もHPB (保健省) に電話しまくったこともしかり、おどれら全員いつまでかかっとんねん、と全部自分であっちこっち連絡しながらブチキレまくっていた。 家探しはProperty Guruという不動産アプリを使って、二ヶ月くらい前からとにかく手当たり次第にviewing予約をしていた。子供は現地の日本人学校に通わせる算段なので通学バスルートの確認も家探しには重要であるが、日本人学校のwebsiteだかに通学バスのピックアップポイントの詳細が載せてあったのでそれも参考にした。 さて、当初はHDBというコンドよりお安めのアパートメントをメインに捜していたが、初めて体験して分かった事はHDBは非常に競争率が高く、入国日が確定していない状態で外国からいろいろ手続きをするのは極めてハードルが高いということだ。 Property Guru上で気になった物件があれば、Whatsappですぐagentへ連絡するがこのとき、 名前 / 職業 / 就労ビザの種類 / 何人で住むのか、小さい子供はいるか(年齢も) / 希望入居日/ 何年リースの予定か、を畳み掛けるように送信する。 送信したうち三割くらいは無反応・無返信のままだったし、ひどいagentだと家賃どうこうの話以前に手前のagent feeを要求してくるやつもいた。家主によっては子供NGな場合もあり、その時点でagentからの返信が途絶えることもあった。なんと失礼なことか、説明くらいしろよって思う。そして一番うざかったのは一言「taken」と返信してくるやつである。この物件はもう他の人に取られてしまいました、の意味である。ほんならサイトから消しとけよ! そんなこんなでようやくClementiのHDB一軒、家主とのオンライン面接までこぎつけたのが三月である。事前に伝えておいた家族情報や勤め先の詳細、諸々の希望を伝え、とにかく子供の学校が近いからなんとかここを貸して欲しいことをアピールした。ちなみに同時に申し込んでいたのは十組ほどで、agentが親切なことに内緒で送ってくれたリストを見ると、家族よりも労働仲間、従兄弟同士、先生と生徒、などなど謎過ぎる組み合わせがほとんどで、言ってしまえば怪しさ満点だったので絶対ウチが選ばれるだろうと勝手に見込んでいたが結果は落選。理由は、こちらが提示していた日付より早く入りたいグループがいて、かつ既にシンガポールに滞在していることだった。 元々、渡航前には家を決めて到着後にそのまま入居するつもりでいたのが失敗し、出発の前々日になってから慌ててホテルを予約した次第である。 結果的に、日本人学校近くのコンドに決まりました。ここなら徒歩通学できるのでバス代も浮いた。 入居は四月末となるので、それまでホテル暮らしだ。 すぐ近くに唯一の日系の高校、ワセシブあり・・・。夢は大きく持たんとな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.08 17:53:17
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