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らぴすらずり・うぃ~くりぃ~

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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:天使のお話
今日は救命病棟の最終回でした。
小児患者さんの回復と、都市再生とを、重ね合わせたテーマでした。

悲惨な状況が続くと、もうだめかもしれない、と思いたくなる気持ち。
とても、よくわかります。
あきらめた方が、簡単かもしれない。
だけど、必死に「生きたい」という気持ちを、子どもが全身で表している。
信じよう。信じ続けよう。
そう思うには、それを受け止める側にも、絶え間ない覚悟が要求されます。

「説明室」で、ドクターから両親へ、現状の説明があります。
親は、うちの子が助かるかどうか、大丈夫なのかどうか、それが一番知りたい。
医者は、経過を説明し、処置を説明し、現状を述べる。
聞きたいのは、助かるかどうか、という親の気持ちと全然かみあわない。
「今はなんともいえません」。
医者がそうとしか言えないのは、今は理解できるけれど、
当事者としてはなかなか納得できないものでした。

子どもの病気を前に、親は、なんにもできないんです。
ただ、ただ、無力なんです。
念を送るしかないっていう感じ。
だけど、それでも、「信じましょう」って言ってくれると、それだけでとても救われる。
言える医者は、すばらしいと思います。
うちの場合は、看護婦さんが
「いっぱい、がんばっていますよ。おかあさんもがんばりましょう」って言ってくれた。
なにをどう、がんばるのか。わからなかったけれど、ただ、励まされたように思います。

ドラマの最終回ということで、最後になかなか過酷な労働環境の設定になっていました。
医局長の表情、一番よかった。(対する、進藤先生が変わらずかっこいいのは....)
現実としては、あれは医療ミス多発につながるでしょうね。
総合病院なら、まずは他科からの応援があるべきでは?というつっこみはとりあえず下げておき、
「やっぱり、とにかく人を助けたい」という医者が増えてくれればと思います。
お勉強が上手なことの延長ではなくって、ね。

私は、次男の主治医との相性はとても悪く、なんども言い合いになったりしました。
そりゃぁ、親はとにかく一喜一憂するんです。
とにかく、助かってほしかった。
少しでもよくなれば、もっとよくなってほしかった。
悪化すると、どうしてなんですか、と詰め寄った。
ある時、
「患者は、よくなれば自分の快復力のおかげだと思い、悪くなると医者のせいにするんだ」
と言われました。
けっして、患者に言う言葉ではなかったと思うけれど、
医者業の本音なんだなぁって、だいぶ経ってから思い出されます。
一方、つきっきりで処置をしてくれた研修医の先生には、出会えて本当によかった。
息子の死に、絶句し、涙を流して下さった。
できれば、退院し、ありがとうございましたと元気な姿を見せることで
先生達に答えてあげられるとよかった。
きっと、いい先生になって下さい。
そう、思いました。
医者と患者は、病気にならないと出会えない。
患者がよくなれば、感謝の言葉とともに患者は去っていく。
患者が悪化すれば、亡くなって患者は去っていく。
ずっと続けていると、やりがいを持ち続けることが難しい職業なのかもしれません。

希望を持って、明日からも生きる。
とてもよい、ドラマだったと思います。
ふだんは本当にテレビを見ることがない私でしたが、このシリーズはよかったです。

ICUでお世話になった看護婦さん。
今年の春に病院を辞めていたことがわかりました。
今は長野で研修中。4月から、海外青年協力隊でグァテマラに行くんだと聞いて、びっくり。
そして、心から、応援したいと思いました。

霊安室で、たくさんたくさん泣いていた、当時はまだ新人だった看護婦さん。
お料理教室で再会したら、消防士さんと結婚していて、
病院ではベテランとして引き続き活躍中でした。
「がんばってますよ」と言われました。

うん、私もがんばろうっと!
まずは、ファイリング.....家計簿....幼稚園グッズの作成(もうすぐ入園式だってば!)
またまた、思い吐き出し系の日記になってしまいました....。

ところで、進藤先生が言っていたのは
We are starting to see some kind of hope.
で合っているかしら?


3/16救命病棟感想文
救命病棟
フジTV広報によるドラマ設定
おまけ:秘書の青木さん(小須田康人さん)のブログ
日大医学部によるER医療用語解説救命病棟でもかなり役立ちます








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最終更新日  March 23, 2005 12:46:28 AM
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