らぴすらずり・うぃ～くりぃ～

実は、７月の初めにユウキママに頂いていたのに。
書きかけの原稿を消してしまったらしくて、
もう一度書くのに時間がかかってしまいました。

１）持っている本の冊数

我が家には、１段30冊（文庫本だと40冊）の棚×18段があります。
このうち、私の分は、
村田喜代子さん22冊、
クマのプーさん関連本　11冊（含む英文）
タンタン 20冊
岩波少年文庫　15冊
大人の絵本の　D.ウィーズナー、オールズバークなど。


他は、夫が買ってくる、江國香織や鷺沢萌、小川洋子、レベッカブラウンなど好きなものを読んでいます。
これとは別の、チビ助の本棚にある
ぐりぐらシリーズ
わかやまけんのこぐまちゃんシリーズ
甲斐信枝 さん作品
平山和子　さん作品
も私の好み。チビ助絵本は100冊近くあります。
更に、長男の本棚は別。
マンガ棚も別（のだめカンタービレなど。）
そして、厚木にある夫の実家にも私の本が置いてあります。
総数はわかりましぇん。

２）今読みかけの本or 読もうと思っている本

星になった少年。すぐ読めそうなのに、読んでいない。

３）特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊

これが、書くのに時間がかかった一番の理由。

１．

キャサリーン・パターソン「海は知っていた――ルイーズの青春」
　　これは、NYに在住していた親のところに遊びに行った時に、
　　ある大学教授に勧められて、最初に英語で読んだ本です。
　　現題は　「Jacob Have I Loved」。
　　聖書のJacobが象徴する意味がわからず、帰国後に改めて感じ入った記憶があります。
　　双子のお話で、才能がある片割れだけが、親の関心も、周囲の注目を浴びる。
　　最後になって、主人公ルイーズが、島を離れようとした時に。
　「淋しくなるわ」という母に、「私の妹（＝片割れ）がいなくなった時よりも？」
　　と思い切って聞いてみた、その答えが。
　「much more」
　　それがずっと、何年も、産まれてきた時から、聞いてみたかった一言。
　　その一言で、今までの人生のいろんな思いが全て救われた。
　　双子で、いつも、がんばっていても認めてもらえなかった私にとって、大きな衝撃な一言でした。
　　「同じように」じゃぁ、ダメなんだよね。　much more　が聞いてみたかった。
　　.....という話を結婚当初に夫にしたら、「そう？」。
　　コンプレックスの固まりの私のことは、理解してもらえないかなー。

　　児童文学評論の詳しい説明がわかりやすいです。

２．「トムは真夜中の庭で」　フィリッパ・ピアス
　　これも児童文学です。
　　麻疹にかかった弟から隔離されるために、おじさん夫婦宅に預けられたトム。
　　真夜中、大時計が十三打ったのに引かれて下に降リ、昼間は存在しなかった美しい
　　(過去の)庭を見つけ、少女ハティと出会うのですが....
一番最後の場面のために、それまでの章があるようなお話。
　　大好きな、シーンです。

３．ラブレターズ　A.R.ガーニー
　　結婚を決めた、大きな１冊

４．「アンジュール」　ガブリエル・バンサン
　　言葉のない絵本の中の、秀逸品


５．「クマのプーさんと魔法の森」 C.ミルン
　　かの有名なクリストファー・ミルンの、息子によるエッセイ。
　　数学者らしい　、とても、美しい英語だと思います。
　　英語がわからない私ですら、なんと簡潔で、リズミカルな、詩のような文体かと。
　　常に世間の注目を浴びていた、モデルとなる子どものエッセイ。
　　ではなくって。子どもとの接し方がわからないで、児童文学に逃げていた父への、
　　紆余曲折の末の思いの手紙。
　　
他にも、江國香織の小説や、平山和子さんの絵本（出産祝いにプレゼントすることが多いです。お渡しする相手のキャラによって、いちご　だったり、おにぎり　だったり）や。

もう、とても５作品には絞れない！

そうそう、デービッド・ウィーズナーをご存じでない方は、ぜひ、TUESDAYという本をご覧下さい。火曜日のある晩になると、なんと.....という、うきうきする、グロいファンタジーです。わかりやすい解説