ヘンケル社長に直談判・今年最後のマンスリー
マンスリーテストが今回が最後と聞いてから、あわててはっぱをかけた私。やはり、算数の図形分野の中でも扇形がわかっていないことが判明して、週末に夫に少し見てもらいました。それでも日曜のうちは月曜日が代休だし、なんて思って、少しのんびりしていたかもしれません。月曜の午前中はしっかり一人の時間を作ってあげたんです。チビ助を早めに保育園に連れて行き、私は半年ぶりに美容院に行って(働いていると週末ですら時間がとれない)、戻ってからは約束していたお友達とボーリングを楽しんで(体を動かさないとね)、その後戻ってからもちょっとだけゲームを許し、早めに切り上げてから午前中にやった勉強の内容の確認。....「理社のテキストを眺めた」。へぇ~。私の手がぐぅです。扇はどうした? 漢字は? 理科トレは? ば・く・は・つ !「眺めたものを口で答えなさいって、面接スタイルだっけ?」息子、あわわ状態のお顔です。「しっかりやるっていうから、一人の時間作ったんだよ?」以下、書くと長くなるので省略です。チビ助お迎え後に見ると、理科トレ(毎朝10問を毎日やるドリル)1か月分を1時間 で終わらせていました。漢字は間違えが数箇所ありました。扇形の授業プリントの訂正はまだでした。2日前になってからあわててやって、前回に比べて準備不十分です。算数の授業前テストの見直しもやっていません。昨日テストを受けて戻ってきた息子、「算数も理科も、最後の方が全然書けなかった」算数はわかるが、理科は何故?細胞のところで困ったんだそうです。でもねぇ、書かなかったら点数にならないんだよ?クラス落ち、必須じゃない。今月ははっぱかけるのが遅かったとちょっとがっかりの私です。次の実力試験的な組み分けテストに向けて、作戦考えるぞー!さて。話はうってかわって、英語のお話です。取り寄せ注文をしていたヘンケルのカトラリーをようやく昨日取りにいきました。以前、新築祝いにお友達が子連れで来てくれた時にカトラリーが足りず、あわてて注文をしたのです。コムサの100円カトラリーも魅力的でしたが、木が軸のものは木が傷むと捨てるタイミングを逸するという経験をしています。そこで、手持ちのヘンケルに追加することにしました。普段は5階子ども売り場に直行していた私ですが、東急たまぷら店4階家庭用品売り場はいつの間にか新装(しかもけっこう前らしい)していました。田園都市線マダムお好みの、ルクルーゼにフィスラー、ビタクラフトなどがお揃いです。ヘンケルの取り扱いが一新していて、全てのラインナップがわかるように(鍵付きで!)ケース入りしているのに感動した私。欲しかったキッチンばさみも追加購入してしまいました。ドイツに住んでいたため、ヘンケルへの思い入れも別格です。でも、やっぱりあのナイフが無い。実家にも、夫の実家にも、うちにもあるナイフ。包丁やペティナイフとは違うんです。ぎざぎざの歯があるけれど、カトラリーのナイフとは違う。肉を切るためじゃなくって、なんか、パテとかを塗るためのような感じ。私、その切れない感じが好きなんです。切れそうにないのに、りんごの皮とかむけちゃう。ちなみに、ヨーロッパの主婦ってそんなに料理しないんですよ。みんな、ペティナイフでじゃがいもやりんごむいちゃって、小さいまな板の上で切って、ことこと煮物しちゃうんです。あの杖がプラスチックのナイフ、どこにもないんですよね。うちにあるのは、実家がドイツ旅行で買ってきたものを取り上げてしまったもの。夫の実家にあるのも、たぶんドイツ土産とかでもらったもの。日本で買ったという人がいないのです。カトラリー注文時に新装したヘンケルの売り場を見ましたが、やっぱりありません。似たような、杖が赤いプラスチックの「Twin grip FRIDOUR」も購入しましたが、欲しいのはこれじゃない。こんな、パンとかが切れちゃいそうなんじゃないのです。カトラリー受け取りに行った昨日も、あーあ、あれがやっぱり欲しいなぁと思いながら売り場に行ったのです。すると。外人さんがいるじゃないですか。日本人男性スタッフがいろいろと案内しているようです。私を見て、奥にすっと移動して、またいろいろ説明しています。どうもお客様のお買い物の邪魔をしてはいけない、という配慮のようです。「あれ、ヘンケルの方ですか?」と、売り場のおばさんに聞くと、「ヘンケルの社長が珍しく来ているんですよ。」へぇ~。社長、いいじゃない。消費者の声、聞きなさいよ。「私、探している商品あるんですよ。聞いてもいいですか?」と勝手に話しかけさせて頂きました。おばさん、あわてて「こちらのお客様、ナイフでお探しのものがあるんだそうです」と男性スタッフに声をかけています。男性スタッフと外人さん、こちらに来ます。「ドイツに住んでいる時に愛用していて、こちらで見つからないナイフがあるんですよ。プラスチックの杖で、この形に近いけれど、これじゃないんですけど」と私が説明すると、「She has lived in Gerymany, and looking for a knife...」と通訳し始めました。あら、ドイツ語じゃないんだ。それに、あなたちょっとはしょりすぎよ。「No,no,I don't say so. What I want is some kind of knife like this but not this one...」うっかり補正しちゃいます。社長さんは「Is the handle of the knife a plustic one ? or...」と聞いてくるので、Yes, it's plustic! と会話をしていると、男性スタッフしばらく考えてから「...あ、ボク訳さなくていいんだ!」とにっこり。目の前の英語と英語を、どうダレに訳すのか、ちょっと混乱したようです。あはは。ところで、私、そのプラスチックの杖だけど、これじゃなくって、なんかパテとかを塗るものとかに近いと思うんですけれど...というのが、どうしてもうまく英語で言えません。そのうち、外人さんがわかってくれて「!あー、あれは日本には無くって、外国にはストックがあるけれど」といったことを言い出しました。えー、どうして取り扱いがないの? 沿線マダムはルクルーゼも好きだし、絶対ああいうものがあれば売れるのに! と会話をしたいのに、数年ぶりの英語、どーーーしても気持ちに口がついてきてくれません。Oh why you don't sell the knife.ここまではまだいい。Families living near here...いや、言いたいのは「この沿線の奥様達は」なんだが。like holding Sandwitch Party....いや、言いたいのはかなり違うぞ、どこに行く!私の口!So if you sell the knife, it sells well...あぁ、なんか、すごい変な英語!スタイリッシュじゃないし、違う!ぜーーーんぜーーん違う!!!海外に住んでいた私、言いたいこと=言える語学力=今言っていること が一致することがめったにないことは、体がよくわかっています。必然的に 言いたいことはどっかに行ってしまい、言える語学力<今言っていること ということになり、口がどんどん流れに任せて出任せを言ってしまいます。言えることに合わせて言いたいことをねじ曲げる感じ。あぁぁぁ、英語の勉強なんて、何年もしていないもん。社長、笑っていました。ところが、あ!という顔をして、ある商品を取り出しました。それが、このサンドイッチスプレッター。あー、これが近いかも。杖がプラスチックじゃないけど。社長の説明によると、こちらのプロフェッショナルシリーズに特化するために、プラスチックタイプは日本では取り扱わないことにしたんだそうです。なるほどね。プラスチックタイプより、ややナイフ部分が厚みがあるけれど、たしかにこれは近い。サンドイッチスプレッターね。そんな概念、思いつかなかったわ。たしかに、このプロフェッショナルシリーズは高級感がある。私もお友達に誕生日プレゼントに頂いたりしたわ。(なぜ、誕生日にアイスクリームディッシャーなのかは疑問だが)。これは、何年経っても高級感がある。せっかくなので、買いました。社長、ありがとう。Vielen Dank!!男性スタッフもありがとう。きょとんとしていた、売り場のおばちゃんもありがとう。私は商品にはとても満足。だけど、自分の英語には果てしなく自己嫌悪~。