侵入者。
F君は指令室勤務。これは周知のとおり。F君は愛煙家。これも周知のとおり。愛煙家が2時間も指令室に監禁状態。休憩時間に入るや否や、まずは一服。喫煙場所へ向かう。着く直前に、タバコを取り出すF君。口にくわえ、癒しの場所へ足を踏み入れた。火をつけようとしたとき、F君の目に飛び込んできた物体が・・・署長様である。F君の嫌いな署長様である。目が合う二人。F君は、おもむろにタバコを箱へ戻し回れ~右っ!無言のまま立ち去った。「 彼とは一緒の空間でタバコは吸えない・・・ だって、ストレス溜まるから・・・ だって、嫌いだから・・・ 」だって。消防署には2箇所の喫煙所がある。署長様は西側。F君は東側。暗黙の了解と思っていたのはF君だけだった。タバコを吸えず、指令室へ戻ったF君。後輩 「 あれっ 早かったですね? 」F君 「 署長が俺の癒しの空間に 侵入してやがって 吸えなかったんだよ! 」後輩 「 ぎゃはははっ! そりゃ 一緒には吸えないですね! しばらく、ここで待機せよっ! 」F君 「 了解~ 」よっぽど、お嫌いらしいです。以上、どうでもいい話でした。