普通の恋話

メールを返せなかったり送らなかったりしたのは
ただ　私が　不安に　寂しさに　負けていた時。

溢れてくる　いらない言葉を抑えられず、
うわっつらの　甘い言葉を言うのが
とても辛くて。

だから　送らなかったの。

でも
寂しいって言って
貴方を困らせたくなかった。
言っても何も変わらないわけだし。

仕事を頑張る貴方が好きだったし
頑張ってほしかったから。

いっぱいね　矛盾しはじめてたの。

私の最大の欠点が二つある。

一つは　いい女のフリをすること。
実際の私は全然　駄目なのに　背のびして　頑張って目指してふるまって。
でも　程遠い理想像を目指すから　どうしても　歪がでてくる。

もう一つは　マイナスの感情を表現するのが下手なこと。
寂しいも　ヤキモチも　上手に出来ない。