ゆう・じん・くらぶ

家の扇風機が壊れてしまったので、
ぶらぶらとお散歩もかねて『大潤發』に。

ゆぽ、じぽ、2人をカートに乗せて、広い店内を見て回る。

途中、夫がズボンの試着に行き、
2人の乗ったカートを近くに置きながら、商品を見ていたら…

一瞬目を離した際に
『ガッシャーン』
というものすごい音。

じぽが、口から血を流して泣いている。
ゆぽは、そのそばで呆然としたように立っている。
カートが横倒し…

どうやら、ゆぽが片側から身を乗り出し、カートが倒れたらしい。

じぽを、抱きかかえ、かけつけた店員さんにもらったティッシュで
血の流れの止まらない口を押さえる。
どうやら、くちびるを切ってしまったよう。
口の中も切れていないのか、歯が折れていないか心配なのだけど
痛がってしまって、口を開けさせて確認できない。
止まらない血に、私も顔面蒼白。

そこに、夫が戻ってきて、
ゆぽに一言。
『カートの中で立ったり、物を取ろうとしたり、身を乗り出したり
　そういうことはしてはいけないって何度も言ってるだろう』
一言も発しないゆぽ。

カートに子供を乗せてはいけません、って書いてあるのに、
乗せていたんだもん。
パパとママが悪いよね。
それに、一瞬目を離したママが悪い。
二人がカートの中でおとなしくしていられない事は、
承知していたはずなんだから。

何とか血も止まった、じぽ。
でも、唇が腫れ上がり、とても痛々しい。
アイスを買ってあげても、
首を横に振って、食べようとはしない。
やっぱり唇の腫れが気になり、痛くて食べたくないのかな…

一瞬の不注意で痛い思いをさせてしまって、ごめんね、じぽ。

寝る時、いつもは、じぽのほうをちょっと向いただけで怒るゆぽが
『今日は、じぽのほうを向いて、じぽを抱っこして寝てあげて』
ゆぽなりに、痛々しいじぽを気遣ってあげてるんだな…

ありがとう、ゆぽ。
でも、じぽが怪我をしたのは、ゆぽのせいじゃないから気にしなくていいよ。

怪我をさせちゃってごめんね、じぽ。
はやく治るといいね。