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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:澳門 徒然
病名騒ぎ(?)で思い出した。
なったことがなくて知っている中国語、『癌』。 これは、澳門にいる頃、ホテルで働いていた頃、 お客さんが、急な腹痛を訴え、ホテルドクターに診てもらった際、 お連れの方から、 『実は、肺に癌を患っておりまして… 胃に移転したのかも…』 と、打ち明けられ、急遽病院へ。 病院へ着くまでの間に辞書で調べたので覚えている病名。 病院へは、もちろん辞書持参。 病名だの、体の器官なんて中国語、習ったことないんだから、分からない。 そして、絶対に間違えることの許されない通訳だから。 その頃(今は知らない)、澳門には、有名な、大きな病院が2つあって、 1つは、国立病院の『山頂』、 もう1つは、私立で孫文が設立に関わっている『鏡湖』、 澳門の友人達は、よく 『鏡湖に行くとお金を取られ、山頂に行くと命を取られる』 (どっちも取られるのいやなんて、わがまま?) なんて言っていた。 でも、実際、風邪で鏡湖に行ったけど、そんなに高くはなかった。 (風邪だからかな?) このお客さんを連れて行ったのは、山頂。 やっぱり国立病院のほうが、いいよね~(?) 病院に行くまで、一番心配だったのが、 お医者さん、中国語できるかな? 広東語だけだったらどうしよう…。 まさに、このことだけ!! 澳門の同僚の中国語は、外国人である私がびっくりしてしまうぐらい すごい(?!)ので、心配だったのだ。 さすが、国立病院勤務のお医者様は、違った。 中国大陸に留学している人も多いらしく、皆さんとても中国語がお上手でした。 澳門で病気になっても、大丈夫だわ~とこのとき真面目に思いました(笑) このお客さん、幸いにも癌の転移ではなかったのだけれど、 十二指腸に穴があいているとのことで、緊急に手術。 約2週間ほどの入院の後、 ヘリコプターで香港の空港まで。 そこから、飛行機で日本まで帰られました。 お客さんが、無事、日本に帰国された後、 山頂での医療費の安さを聞いてびっくり。 病気になるなら、澳門だわ~(笑) でも、死んでしまうと、火葬場が澳門にないので、 煩雑な手続きをされた後、大陸まで行って焼かれるとのこと… 大陸って、火葬場あるの…? どこで焼かれるの…? ヘリコプターの代金が一番高かったそうで、 海外旅行保険に入っておかないと、いざという時、怖いわね~ などと、みんなで話したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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