永い別れ
一昨日、お隣のおじちゃんのお葬式に行ってきました。この方との出会いは、私が小学校5年生くらいのころ・・・いきなり「ゆかりちゃん、通信簿、持っといで。」私は当時、成績には、結構自信を持っていたので「すごいね~」っていう反応を予測しつつ渡すと「ここがアカン・ここも。。。」って片っ端から、ダメ出しを。。親にも云われない事を、他人に文句付けられたことにずいぶん、自尊心をくじかれたのです。その後、仕事を始めてからも、お客さんとして辛口意見の応酬でした、、、毎日、ウチにやってきて、私が作ったスタッフ用のおかずから「税金!税金!」っちゅうて少しずつ取って、ご自身のおかずにしておられました(笑)おじちゃんは、「家族」のごとく、ウチに存在しておられました。10年以上前に、おじちゃんがある日、脳梗塞で倒れました。お見舞いに行くと、ウチの両親に「こんなん なってしもたぁ~」と泣いていました。退院してからもリハビリに励み、歩けるようになりました。強気なおじちゃんの奥様は、口では「はよ死ね~!」と罵っていましたが晩年は夜も寝ずに看病していたことを聞き、驚きました。4人の子供さんに、それぞれのお孫さんたち・・・家族葬なのに40人ほど集まり、賑やかでした。ウチの父と「葬儀委員長はオレやから。」と言い合ってたね。おじちゃんの訃報を聞いて、すぐ家に駆けつけ父はクシャクシャに泣いていたそうです。1年前から、ちょっと両親と疎遠になる出来事があったのですがおじちゃんが命懸けで仲直りさせてくれました。ウチの両親と仲良くしてくれてありがとう。永い闘病生活、お疲れ様でした。そしておばちゃん、たいへんにご苦労様でした。