うさぎの小部屋

またお正月
目の回るような一年でした

義母が倒れてから一年以上がたちました
「家で見られる状態じゃない。施設をさがしなさい」と病院で言ってもらえ
奇跡的に特養に入所できて幸運だったと思います

以前jiadaoさんが義母さんにとてもやさしくしてあげているのをみて
どうしてか不思議で仕方ありませんでした

ずっと人間関係がよくなくて
私には絶対無理なこと
やりたくない！
心は凍り付いていました

でもね不思議なんですよ

みんな忘れて息子や孫の名前も間違うのに
私のことわかるんです
私が行くとうれしそうに笑うんです


３日にいっぺんでも行かないわけにはいかないじゃないですか
寝たきりだったのが車椅子に座れ
はっきりしゃべれるようになったらうれしいと思うじゃないですか
口からなんでも食べれるようになったら
好きなもの持って行きたいじゃないですか
「美味しい」と言えばうれしいじゃないですか

介護５だったのをここまでにしてくださった施設の方には感謝しています

倒れたときそのままいったほうが
本人にもまわりにも一番よかったと周りの人は言いますが
あのままだったら私に心は凍ったまま
いまの時間は神様が下さった時間だと思います
これは介護していないから言えることなのは重々わかっています
でもこれが義母を憎んだままにならず
一番よかったなりゆきだと思います


ただいまの施設の最高年齢は１０７歳
３０年入所しています
息子さんは心配しています

主人はいいから義母を見取ってから逝きたいものです




蛇足ながら

義母が倒れたときダメだろうといわれたので
私、必死で家を掃除しました
ところが葬式というものは
突然やってきてドタバタの中でするもんで
きれいに掃除して用意万端で待つと助かるんだそうです

私しかられました

思うところのある人は気をつけてください