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副題が「堪忍旦那為後勘八郎」江戸の同心が主人公だから捕り物帳、という分野になるのかな?捕り物帳を現代の推理ものと同じように考えるなら、トリックとか動機とかそんなところに重点が置かれるのだろうけど、その点では満点とは言い難いだろう。画期的な事件が起こるわけでもないし。でも捕り物帳の魅力はそこだけではないし。特にこの本は人情物として傑作だと思う。最初の「その角を曲がって」のラストなど、映画のよう(という表現も陳腐だけど)連作短編なので、登場人物がどう変化してゆくのかも魅力のひとつだと思う。
銀の雨 「突撃!昨日のばんごはん」 ・ジャガイモ煮っころがし ・刺身 ・焼きししゃも ・サラダ ・なめこと麩の味噌汁 ・漬物 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.28 23:10:38
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