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カテゴリ:し(じ)
現代、を描いてどこか切なくやりきれない気分にさせられる作家。
この本は、地方都市(たぶん広島の、呉)を舞台に高校生活のある一面を鋭く描いていると思う。親とか教師より友達の方が近しく思える年頃。友人同士の「秘密」がとても大切なものであると感じる日々。話の中で変わってゆくのは紀子でもあるが主人公でもあり。どちらがより変わったか変わってないかは、その彼らの本質はどう変わっていたかということになると、「何も変わってない」のではないか? 誰にでもある私の一面。それを思い出させてくれるような話だった。 ビフォアラン 「突撃!昨日のばんごはん」 ・焼きたらこ ・鮭の塩焼き ・小松菜の胡桃あえ ・冷奴 ・納豆 ・がんもどきと長いもの炊き合わせ ・豆腐とわかめの味噌汁 地味な食卓。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.20 09:49:21
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