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江戸市井物。長屋に住む庶民の生活を描いたもの。
始めの話がいい。 以下ネタばれ。 若い浪人夫婦で、周りの職人や大工の店子たちとも仲良くやってる、っていうのは時代劇の定番。昔のつて(ではないが)で、仕官できるようになり、長屋の連中と別れを惜しむ、というのもあり。「皆様のことは忘れません」と言う浪人に「覚えてちゃダメだ。アンタは侍になるんだからこんな長屋のコトなんか覚えてちゃダメだ」という大工。彼はそういうしか別れを表現することができないのだ。大家やみなが、もうそんなこと言ってなどと言うところへ浪人が「てやんでい!なめんじゃねえ。こちとら骨の髄まで貧乏暮らしがしみついてるんでぇ」とか啖呵をきって「ぜってぇ忘れるもんかい!」と言うの。(こう書いてもわからないよね。普段上品で教養のある人なんですよ、浪人さん)これ、じわ~っと効いてくるんだよね。だから市井物って好き。 おちゃっぴい 「突撃!昨日のばんごはん」 ・グラタン ・サラダ ・大根の味噌汁 まさしく手抜き(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.18 17:27:45
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