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カテゴリ:こ(ご)
絵本作家、五味太郎氏の本だけれどなかなか辛口。表紙にはおとな(はがの)もんだい、(はがの、は本当は縦書き、おとな、ともんだい、の間に書いてある…わかりにくいですね)と書いてあって、つまり「大人は問題」「大人が問題」「大人の問題」ということなんでしょうね。ありきたりの教育論をばっさりと切るような論調だ。
例えば縄跳び。大縄でギネスに挑戦、なんてのをやってる。それをはしゃいで出来る子もいるけどその一方悲壮な気持で必死にやっってる子も必ずいる。記録達成の瞬間そういうこが泣いちゃったりして、それを大人たちが「ああ、感動してるんだ」って傍でまた感動したりして。それを筆者は違うんだ、と言う。泣いちゃってる子は、「ここで自分が失敗したら…」っていうのでいわば命がけであったのだと。「お前の足が引っ掛かったからだ、お前が真剣にやらなかったからだ」って、村八分にされるんじゃないかと思って必死だったのに違いない、と。 そこを読んでて、うん、そういうのってあるよな、って思っちゃいました。大人になっちゃってそういう「心配してた小さい自分」を忘れてしまう…うん、いかんいかん。 ただ。五味太郎氏が「絵本の読み聞かせはいかん」と言っておられるのは…?「子どもによって、もっとそのページを見ていたい子もいれば、後ろから読んでゆく子もいる」というのですが…一理あるけど、ねえ?(読み聞かせしてる方からすれば…困ったもんだ) 大人問題 「突撃!昨日のばんごはん」 ・さいころステーキ(もやしとえりんぎ添え) ・おでんの残り ・ほうれん草のおひたし ・白菜とにんじんの味噌汁 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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