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カテゴリ:き(ぎ)
前に読んだ「狐罠」の続編といえるようなもの。この本では作者のもうひとつのシリーズの主人公である民俗学者の蓮丈那智がでてくるところもなんかうれしい。役者がそろった、といった感じがするし。
主人公・骨董屋冬狐堂(とうこどう)こと、宇佐見陶子は、店舗を持たない骨董屋・旗師として競り落とした鏡にからむ事件のおかげで骨董業としての免許を失うこととなる。彼女はその真相を探るために…というのが今回の事件の発端。モノが骨董なだけに歴史的な知識があった方が楽しめるのかもしれないが、私にも十分わかりやすかったのでそこのところは大丈夫(何が?)だと思う。ミステリ的にも「なぜ?誰が?」という謎をといてゆく過程も面白く読めた。 狐闇 「突撃!昨日のばんごはん」 ・カレーライス ・伊達巻・かまぼこ ・煮豆 ・里芋の煮っころがし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.12 16:04:05
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