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ホラー短編集…なのだけれど、そんなに言うほどは怖くない(^_^;)(どうもすれた読み手、だからかもしれないけど…)日常のなかのぞくり、とする瞬間を切り取った、と言う感じかな?そういう怖さ、はあります。うん、たっぷり(じゃあ、やっぱり怖いんじゃん…)
表題作の「よもつひらさか」は思ったとおり「黄泉比良坂」。つまり、古事記でイザナミを亡くしたイザナギが黄泉の国へ迎えに行く、と言う話があるのだけれど、そのときイザナミは「もう黄泉の国の食べ物を食べてしまったから帰れない」って言うんですよね。で、黄泉の国の神に相談するので見るな、と言われたのにイザナギは見てしまう。と、そこには変わり果てた姿の妻が…。で、「見~た~な~!」ってな具合に追いかけてくる妻。(神話をどういう書き方で話し取る>自分)で、逃げるのがその「黄泉比良坂」なわけです。現世とあの世の境、とでもいうか。(こういうの書かなきゃわからない、って言う人もいるかも…) で、この話はその神話を踏まえて、のホラーなわけです。途中でオチ(?)はわかってしまうんだけど、やぱりぞくり、とはしますね。 よもつひらさか 「突撃!昨日のばんごはん」 ・モツ鍋 キムチを入れて、牡蠣入れて…もとのモツ鍋とはだんだん離れてゆく~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.12 11:06:37
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