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カテゴリ:え
有名な方、なのになぜか読んだことはなかったのだけれど、文章の繊細さこまやかさ(おんなじことじゃん^^;)には感嘆。
この本は みな夏の物語の、短編なのだけれどなんというか…「少女時代のあの夏の一瞬を切り取ったような」とでも言おうか。 表題の「すいかの匂い」とか、おはじきの(そう、ガラスにすうっ、と赤や青の線がはいったあのひんやりしたおはじきの)ぶつかる音とか、打ち水されたアスファルトからもわぁ、っと立ちのぼってくる熱気とか、そういったものが行間から浮かんでくる感じなのだ。 短編なので「え?この話、ここで終わりなん?」といったところはあるのだが、情景が浮かんでくるのを楽しむのもいいかな、って気がする。夏休みに、ゆっくりと読みたい感じ。買おうかな。 すいかの匂い 「突撃!昨日のばんごはん」 ・クッパ 残り物始末の日(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.10 16:49:46
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