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カテゴリ:こ(ご)
法事の折、亡き人の残したものを遺族が手に入れることで物語が始まる、という形式はまぁありがちかも。現在での描写も美しいが、回顧の中の様子がいい。
耽美というよりはちょっと昔風な美しさかもしれないが、「庭」は美しく魅力的であり、没落の美というか少々退廃的な愛が、今の時代にかえって新鮮。荒れ果てた「庭」そのものが出てきたわけではないのだが、「廃園」といった言葉に惹かれるところってあると思う。 狂王の庭 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.05 21:08:44
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