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カテゴリ:く(ぐ)
娘が借りてきた本を先に読んでしまう(笑)南総里見八犬伝の簡単バージョンと思って借りてきたのだそうで、ティーンズのコーナーにあったみたい。まぁ古典の入門として八犬伝はストーリーも波乱万丈だし読みやすいのは確かだなぁ。ちょっと栗本薫のダークな部分とか耽美な部分とかが出てたら子供向けにどうよ?とか思ってたら…全くそんなことはなくて健全な小説でした。
子供向けにはよかったけど私としてはちょっと残念w 問題は、八犬伝の前半しかない、ということ。八犬士のうち半分しか集合してないし。「この後はこういう風に話が進むんですよ」的なあらすじ紹介で後半を語ってしまうというのはなんとも乱暴な!って感じがする。まぁきちんと書いたらこの長さでは収まらないでしょうが。 そこらへん全く中途半端なのが惜しい。全5~6巻くらいで栗本薫節で書いたのを読んでみたいものだ(グイン完結も望みたいので、こういう贅沢言ってる場合ではないのだろうけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.14 21:36:40
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