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カテゴリ:ま
ホラーであるし、なによりもまずグロいので、特に虫嫌いの方にはぜ~~~ったいお勧めできない!
と、いうわけで。 今回は 私はグロ耐性がある! 虫なんか平気! という方のみお読みくださいまし。(たくさん空欄空けておきます!) テーマは「女の業」とか「嫉妬」みたいなものかもしれないのだが、なにしろ虫がすごすぎて(笑)そっちの印象しか残らないかもしれない。 登場人物がキャラが立ちすぎていて(笑)感情移入しづらいのは欠点だが、キャラ立ちというのは小説として大切な要素なのだしそれはいいことにして。登場人物たちがみな、「自分しか愛していない」のでありまた「自分の欲求に対して素直」すぎるのでなんだか「愛欲にまみれ」もしくは「欲望のおもむくままに」といった感じで行動してゆくのでどうも読んでいて不快なこともある。協力的かと思えばなんだか「根回し」のような「裏で画策して云々」な行動も悪い意味で女らしい(嫌な感じだが)。小説を通して「女のイヤらしさ」が伝わってくるのは作者が女性ならではなのかも。 ストーリー的には見事。作りも文章もうまいと思う。 でも買わないし、再読もしないと思うな。 孤虫症 その昔、中学校で映画鑑賞会があって「奇跡の詩」というのを見せられた。 飛行機がアマゾンのジャングルに墜落し、一人の少女だけが奇跡的に生還する、といった話だったと思うのだが、装備も案内もなく普通の少女がジャングルを走破する?のだからボロボロになって…で、最後助かった時に背中に虫が…っていうのをこれを読んで久しぶりに思い出した。トラウマ映画の一つ、である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.16 16:19:02
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