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古典部シリーズ二冊目。
登場人物になれたせいか、前作よりも物語の世界にすっと入っていける感じ。新しく登場したキャラも生き生きして、キャラが立っている。 文化部活動が盛んな学校らしく、自主制作映画を作ろうとするクラスから問題が持ち込まれる。廃墟とか密室とかミステリ的要素を加えながら、「日常の謎」を解き明かす手腕は前作よりも勝っていると思う。省エネをモットーとする高校生ホータローが、いやいや巻き込まれているように見えて実は…、というのもよい。 冒頭と最後のチャットログにまで神経がそそがれていてまたそれもよし。 愚者のエンドロール 借りてきたけど、これは買い、だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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