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直木賞受賞作。
便利屋の多田が高校の同級生だった行天(また珍しい名前だこと)を拾って、居候&仕事を手伝ってもらって…というように始まる。 便利屋という性格上、「問題が持ち込まれ→なんやかんやあって→解決」の、なんやかんやの部分がいかに発展するか、がミソであってキモ。行天が加わることによってそのなんやかんやが膨らんでゆきややこしいことになってそこらへんが物語となるわけだ。 今まで、多田一人で便利屋をやっていたころはなにごともなく平穏に日々を過ごしていたであろうに!…それでも実際のところ多田が一人でいるよりは彼にとっていいことなのではないだろうか? まほろ市のモデルは明らかに町田市なんだけど、あまり土地勘はないので(親戚の家はあるがずいぶん前に行ったきり)一度ゆっくり歩いてみたいものだ。 まほろ駅前多田便利軒 全然キャラも性質も違うんだけど、石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」を思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.21 22:09:09
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