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カテゴリ:き(ぎ)
WBC記念・野球小説(笑)「野球小説」だ!と思って読むとちょっと期待はずれかもしれないけど。「ミステリーランド」のはずなんだけどミステリ色は薄く、どちらかというとSFまたはファンタジーの分野なのだろう。
別世界へ行くからこその「アリス」なのかな。(ウサギさんにも注目)キャラクターがいい。 こっちの世界でのみんなの関係はこれ以降変わっていくんだろうな。 「求めれば必ず得られる」というわけではなく現実は「求めても、能力があってもあきらめなきゃならないときだってある」ってことを、ちらりと考えさせられるところも、子どもに読んで欲しいところかも。 話は変るが、以前息子が所属していた少年野球チームにも、今年六年生になる女の子がいる。このころの子どもは女の子の方が発育がいいこともあって、チームではなかなかのパワーヒッター。でも、中学へ行くと、野球部に女の子はいないのだ。(たいがいソフト部に入るんだよね)どうしてもやりたい女の子で、シニアリーグへ行く子もいるそうだ。…でも、甲子園のマウンドに立つことはできないんだよね。 今年独立リーグに初の女子高生プロ野球選手、が誕生したわけだけれど、ワンポイントリリーフとして人員を割くことのできるプロと、登録人数20人?25人?の高校野球とは違うよね。ある程度の回数投げて打って守って、のできる体力がないと甲子園には行けない。…今後すっごい女子高生が出ないとは限らないけど… 一昔前のNHKの「少年ドラマシリーズ」みたいな感じで、(「時をかける少女」とか「謎の転校生」シリーズのような)ジュブナイルとしてとてもいいと思う。小学生でも充分読めると思う。(野球好きならなおよし)面白かった。 野球の国のアリス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.24 23:02:05
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