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連作短編。
雨男だったりミュージック、が好きだったり、死神氏のキャラがいい。読者がそうそう、そうだよねぇなんて同調してしまうと、ぽい、っと置いてきぼりにされてしまう。だって千葉は死神であって人間じゃないんだもの。生死を司りながら基本、「どっちでもいい」ところ、妙にドライで言語感覚が微妙にずれているところが死神たる所以だろう。 人が死ぬ訳なので(死神だし)コージーミステリとはいえないかもしれないが、どちらかといえば日常の謎タイプだろう。 連作短編で、ラストがつながっているのはよいが、作中でかなり時間がたっているのがいまひとつ伝わってないのでちょっとだまされた感じを受ける。でもこういうダマシは好き。 死神の精度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.16 21:22:47
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