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カテゴリ:ひ(び ぴ)
ももた、さんじゃなくて ひゃくた さんだったのか…
高校ボクシング部の青春モノ。青春スポ根?モノとして王道で、天才・努力家・ライバル・親友・女子マネージャー・特進クラス・病弱・貧乏・顧問の女教師・片目のコーチ・偏屈な爺さん師匠、ともうてんこ盛り。ちょっと盛りだくさん過ぎな気もするくらいだ。 物語は面白くキャラクターも魅力的。なのになんだかなぁ、と思わせるのは文章力が足りないところかな。特に呼称のぶれ。地の文で「優紀」と書いたり「木樽」と書いたりずれるのは視点が変っていることを表現しているのだろうが(耀子視点のときは「木樽」木樽視点のときは「優紀」になっているようだが)誰かの視点から見ているなら三人称ではなく一人称で書いた方がわかりやすいと思う。「神の視点」から書く必要はないのだから。 もちろん文章力?を補うだけの読ませる力はある。小説よりもむしろ脚本で描いて、ドラマ化アニメ化などのほうが向いているのかも。(放送作家だそうだし) 青春モノの王道として読後感はよし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.28 21:53:35
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