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カテゴリ:た(だ)
田中啓文の小説でぐしゃどろ小説でも駄洒落小説でもない、と聞いてまず驚き。そして読んでマジメなミステリだ!とまた驚く。
テナーサックス奏者永見緋太郎を探偵役とする連作短編。探偵とワトソン役(バンマス唐島英治氏)がジャズ関係者ということもあり、音楽関係が舞台となることが多いが、専門用語が多くても戸惑うことなくその雰囲気に浸ることができる。 作者によるお勧めジャズCDのコーナーを読んで、ちょっと聴いてみたいなぁなんて思ったけど、ツタヤにあるかしら? 描写も豊かで、表題作は特に美しく、絵が浮かんでくるようだ。こっちの系統でもっと書いて欲しいなぁ。(続編はあるようですね。さがしてみよう) 落下する緑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.02 22:14:42
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